よなよなハンコ

兄と描いてた懐かしのキャラクター「なすおとナーラ・ナスンジャ」

よなよな28

消しゴムハンコ作家で、忌野清志郎さんの長女・百世(ももよ)さんの連載「よなよなハンコ」。今回の主役は、お兄さんと一緒に描いていた絵から生まれた“なす”のキャラクターです。お話は、お父さんとの絵の思い出にも広がって……。
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9月もあとちょっと。涼しくなってきて、布団を掛けて眠るのが気持ちいい季節ですね。私は、油断すると丸一日を潰すほど眠ってしまうので、気を付けなくては……! でも暑くても寒くても長く寝られちゃうんですけどね。

今回の消しゴムハンコは、「なすおとナーラ・ナスンジャ」。消しゴムハンコを始めて、最初の頃に彫ったので、線にあまり慣れていない感が見えます。もう5年くらい前の作品なので、そろそろ新しく彫ってみてもいいかもなー。

私が中学生くらいのときに、暇つぶしで兄と一緒に絵を描いていたときがあって、そのときに、生まれたキャラクターなんですよね。兄は、ゴーレムや宇宙人なんかを描いてたな~。ベストを着たゴーレムだったので、ピンク色に塗って、「ゴーレムコ」って名前を付けたっけ。若いときだからこその名前だなと思ったけど、今も感覚はそんなに変わってないかもなぁ。良いのか悪いのかよく分からないですけど。

「なすおとナーラ・ナスンジャ」は、どちらも”なす”をモチーフに描いているんですが、シンプルな顔のほうが、日本産の「なすお」。おでこに丸い模様がついているのが、インド産の「ナーラ・ナスンジャ」です! 描いたときに、パッと出てきた名前で、日本産とインド産の2種類を描いた理由は、当時も今もよく分からないんですが、その時からお気に入りのキャラクターですね。

2カ国だけじゃなくて、世界中のなすをキャラクターにして、絵本とか作ったら楽しそうだな~と、ハンコを見てたら思いました。なすは、色々種類があるみたいですしね。でも煮浸しや漬物など調理方法によっては苦手なので、なすに対して失礼かもしれないですけど……!

昔は、父と兄と絵を描いたり、描いてるのを眺めてましたね。父が、私が描いた絵に勝手に、線や色を描き足してることもあったな~。最近は、一人で描くことしかないので、誰かと一緒に絵を描くのって楽しかったなぁというのも、思い出した今回でした。

百世

PROFILE

百世

消しゴムハンコ作家。東京都在住。
2013年1月より消しゴムハンコなどの創作活動を開始。
2014年4月、初の個展「一粒万倍 百世のモモ版画」を銀座のギャラリー403で開催。以後、忌野清志郎「ネズミに捧ぐ詩」の装画やファッションブランドZUCCaとの展覧会、CDジャケット、ロゴマーク、ドラマのタイトルバックやフェスのグッズなども手掛けている。

2018年10月には犬猫グッズの「わんコレ」からコラボ商品が発売された。

ハッスルほんだ、やっぱり気になる!

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マグカップになった、めずらしいわんこ 「わんコレ×百世」

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