リノベーション・スタイル

“理想の暮らし”を考えるイベント「RENOVATION EXPO JAPAN TOKYO」

会場入り口


会場入り口

9月29日(土)、30日(日)の2日間、新宿のルミネゼロで、「RENOVATION EXPO JAPAN TOKYO」が開催されました。今年で8回目を迎えるリノベーションの祭典は、東京からスタートし、11月まで全国18カ所で行われています。主催するのは、リノベーションに関わる事業者が横断的に集まった、一般社団法人リノベーション協議会。リノベーションの魅力をたくさんの人たちに伝えるためにと、企画されました。

当日は大型の台風24号が直撃し、あいにくの天気。入り口では、そんな天気を吹き飛ばすような笑顔のスタッフが、イベントのパンフレット入りトートバッグを配りながら出迎えてくれました。いくつあってもうれしいトートバッグがもらえて、テンションが上がりました。

入り口でもらったトートバッグを使う、リノベーション・ゲームコーナーです


入り口でもらったトートバッグを使う、リノベーション・ゲームコーナーです

中に入って、最初に足を止めるのはリノベーション・ゲームコーナー。ここでは、入り口でもらったトートバッグが役に立ちます。トートバッグには、床と壁に見立てた三つの四角形がデザインされているのですが、そこにスタンプを押して理想の家を完成させるのです。スタンプには、「ゴロゴロが幸せ」「本に埋もれる」「緑に囲まれる」「ホームパーティー好き」など、ライフスタイルを表現するイラストが描かれているので、その中から自分に合ったものをセレクトします。

ジャンルごとに分けられたスタンプブース


ジャンルごとに分けられたスタンプブース


たくさんの人が説明を読みながら、トートバッグにスタンプを押すゲームを楽しんでいました


たくさんの人が説明を読みながら、トートバッグにスタンプを押すゲームを楽しんでいました


ライフスタイルが描かれたいくつかのスタンプの中から、自分の気持ちにぴったりなものを選びます


ライフスタイルが描かれたいくつかのスタンプの中から、自分の気持ちにぴったりなものを選びます

私たちが住まいを選ぶとき、「どんな暮らしをしたいのか?」を考えるのはとても大切なこと。でも、「理想の暮らしは?」「どんなライフスタイルにしたい?」なんて聞かれても、なかなか答えられません。そこで、このリノベーション・ゲームが企画されました。スタンプを押しながら、今まで気づいていなかった、理想のライフスタイルを知ることができるのです。自分の希望を叶(かな)えられるのが、リノベーションの魅力。だからこそ、自分にとっての理想のライフスタイルを探求することが大切ですね。オリジナルなトートバッグの完成もうれしいです!

出来上がったトートバッグを拝見。このスタンプは「家キャンプ」。アウトドアが好きな方なのかも


出来上がったトートバッグを拝見。このスタンプは「家キャンプ」。アウトドアが好きな方なのかも


トートバッグは色違いで3色。筆者もゲームに参加し、「本に埋もれる」のスタンプを選び、猫や窓や自転車などをプラスしてオリジナルバッグが完成


トートバッグは色違いで3色。筆者もゲームに参加し、「本に埋もれる」のスタンプを選び、猫や窓や自転車などをプラスしてオリジナルバッグが完成

そして、ゲームコーナーの先には、リノベーションの実例が見られるギャラリーと、気軽に相談できるリノベーション会社18社のブースのコーナーです。ブルースタジオのブースも、ユニークな工夫で来場者の目を引いていました。絵馬の形の札に「もしもお家が工房だったら」「もしもお家がプライベートスパだったら」というような理想のライフスタイルが書かれていて、裏に返すと、それを実現したリノベーションの写真を見ることができました。

ブルースタジオのブース。リノベーション会社のブースは、気軽に相談できるのでたくさんの人が訪れていました


ブルースタジオのブース。リノベーション会社のブースは、気軽に相談できるのでたくさんの人が訪れていました

スタンプを押してオリジナルトートバッグを作ったという来場者の方が、ブースで熱心に相談されていました。お子さんと2人で来たというその方に、お話を聞いてみると、「リノベーションをする予定なのですが、迷ってしまって。ここに来たら、いろいろな会社の事例が見られて参考になりました」と答えてくれました。パンフレットやネットだけでなく、直接、リノベーション会社のスタッフと話せる、このような機会はとても大切だと感じました。

トーク&セミナーは全て無料。会場の椅子はIKEAのもので、思わず座ってみたくなります


トーク&セミナーは全て無料。会場の椅子はIKEAのもので、思わず座ってみたくなります

さらにトーク&セミナーのコーナーでは、メディアで話題の人や実際にリノベーションした人の話が聞けるトークショー、リノベーションの基本がわかるセミナーなどが行われていました。初日は、吉祥寺のパン屋さん「ダンディゾン」オーナーの引田ターセンさんと、代々木八幡のイタリアンレストラン「LIFE」を始め4店のオーナーの相場正一郎さんの対談からスタート。憧れの飲食店のオーナー2人の対談から、自分らしい暮らしを考えます。暮らしがテーマの対談に、登壇者が男性2人というのは珍しいこと。家のことは全て女性にお任せという風潮は、だんだん変化してきているようです。男性の来場者も多く、理想のライフスタイルの探求に、男性も積極的に関わろうとする熱意が伝わってきました。

引田ターセンさんと相場正一郎さんの対談。お二人の住まいの写真を見ながら、「暮らし」の話を聞きました


引田ターセンさんと相場正一郎さんの対談。お二人の住まいの写真を見ながら、「暮らし」の話を聞きました

そんな盛りだくさんの、2018年の「RENOVATION EXPO JAPAN TOKYO」。ゲームや展示、トークショーから「リノベーションは理想のライフスタイルを考えることから始まる」と実感。間取りや設備、家具などから考えがちですが、もっと根本のところに立ち返ろうと教えてくれたイベントでした。

(写真はすべて「ブルースタジオ」提供)

■「リノベーションEXPO’18」公式HP

PROFILE

石井健

「ブルースタジオ」執行役員
1969年、福岡県生まれ。「ブルースタジオ」執行役員。日本のリノベーション・シーンの創世期から600件以上を手がけてきた。「カンブリア宮殿」(テレビ東京系)でも「古い物件の家賃を倍にする不動産集団!」として紹介される。「郷さくら美術館」(東京・中目黒)で2012年度グッドデザイン賞受賞。また「賃貸アパート改修さくらアパートメント」(東京・経堂)で2014年度グッドデザイン賞受賞。 著書に『リノベーション物件に住もう』(共同編集/ブルースタジオ)、『MUJI 家について話そう』(部分監修)、『リノベーションでかなえる、自分らしい暮らしとインテリア LIFE in TOKYO』(監修)。
ブルースタジオへのリノベーションのご相談は、隔月開催のセミナーや、個別相談で承っています。

<178>壁に色を塗りたい!夢とこだわりの詰まった寝室

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<179>「ここだけ」のリノベでつくる自分たちらしい空間

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