クリトモのさかな道

バレンタインに魚?

先日、家族で回転ずしのくら寿司に行きました。娘がいるときにさっと食事したい時便利なんですよね。待ち時間ないので。「魚屋なのに回転ずしとか行くの?」とかよく言われるんですけど、回転ずし、楽しいですよね。特に海がある県の回転ずしは珍しい地魚がたくさんあってワクワクします。

バレンタインに魚?

見た目にはごく普通のブリ。たしかに色もいい

で、本題。今年のバレンタインに合わせてチョコレートにちなんだ「チョコぶり」という魚が愛媛県で養殖されました。このぶりはあまり市場に出回らないとのことですが、くら寿司では食べられると話題。ぜひ食べてみたい! というわけで家族で行ってみました。

バレンタインに魚?

この札が回ってきても、知らなかったら食べなかったかも

正直なところ、ぶりはあまり得意ではないんです。独特の脂の香りがちょっと苦手かなー。この「チョコぶり」、甘くないチョコレートを餌に混ぜて食べさせてるとのこと。カカオに含まれるポリフェノールの抗酸化作用により、ぶりの変色を防げるというのです。これはいいですね。

バレンタインに魚?

後日、豊洲で見つけたチョコぶり。立派!

で、実食。あれ? おいしい! 臭くない! なんかサラッとしています。養殖っていいイメージないんですよね。たっぷり蓄えた脂が臭う感じ。でもこのぶりは全然そんな印象ありません。しかも変色しづらいときた。商材としていいじゃないですか! 弊社でも取り扱いしてみようかしら。

PROFILE

栗原友

料理家
1975年生まれ、東京都出身。2012年から4年間、築地「斉藤水産」に勤務した。現在は料理教室を中心に活動する傍ら、魚料理の啓蒙や、魚を用いた食育に力を入れている。また、東京・浅草の遊園地「花やしき」内の居酒屋「夜のさわぎ」をはじめとする飲食店のプロデュースなど、幅広く活動中。近著に『クリトモの大人もおいしい離乳食』(扶桑社)、『クリトモのさかな道 築地が教えてくれた魚の楽しみ方』(朝日新聞出版)。

冷凍庫に入りきらない魚介類の調理法

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サメを食べる

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