きんゆう女子。お金の学校

<32>割り勘は、日本人の文化を考えると現金が優位?

こんにちは。
金融ワカラナイ女子のためのコミュニティー「きんゆう女子。」を運営する鈴木万梨子です。
前回は、ボストン在住の知子さんからキャッシュレスについてのお話をお届けしました。ボストンでは、タクシーもホームパーティーもアプリを利用することで、きっちり1円単位まで割り勘をし、割り勘も友達との関係も、スムーズに! とのことでしたね。
一方、日本はまだまだ普及段階です。個人の支払いはだいぶキャッシュレスになってきましたが、アプリで割り勘することはまだそれほど慣れていないと思います。

そこで今回は、みんなで割り勘アプリを使ってみました。
まずは「LINE Pay」から。
スムーズに進めるコツは、割り勘することを前提で最初から「LINE Pay」グループをつくることです。
「LINE Pay」を立ち上げて割り勘ボタンを選択、タイトルを入れてQRコードをつくります。
そのQRコードから、「LINE Pay」で割り勘したい友達を招待します。すると、グループができます。

<32>割り勘は、日本人の文化を考えると現金が優位?

グループには何人も追加できるので、飲み会やホームパーティーなどにも便利。
今回は二人でグループをつくり、カフェで「LINE Pay」を使ってみました。

現在、「LINE Pay」が使える場所はどんどん増えており、コンビニや家電量販店、さらには屋台や商店街など現金支払いが多い店舗でも使えるようになってきています。

<32>割り勘は、日本人の文化を考えると現金が優位?

レジでは、「LINE Pay」のバーコードを提示して支払いをします。その後、割り勘リクエストを送るとメンバーにLINEメッセージが届きます。届いたメッセージを開いて、「支払う」をタップすると無事完了です!
割り勘リクエストをしても払ってくれない人には、リマインドを送ることもできます。リクエストが簡単にできるので、幹事さんは楽チンですね。
ただ、飲み会が終わるころのほろ酔いの人に登録を促すのは厳しそうなことと、普段「LINE Pay」を使っていない人には説明が必要なので大変そうです。
シチュエーションとしては、毎月集まる女子会やよく会う親しい人とのやりとりなどで利用するのが便利そうですね。また、割り勘をしたみんなにポイントが付くというのもうれしいです。

次に、友達に送金できるアプリを使ってみました。
まずは「PayPay」です。アプリを開いて、「支払う」→「友だちに送金する」とタップしていくと、送金と受け取りどちらも選択できます。
送金をするときは、相手の連絡先や電話番号を検索して、送金金額を入力すると簡単に送金することができます。受け取る場合は、友達に自分のQRコード(マイコード)を読み取ってもらえば簡単に完了しますし、遠方にいる場合はQRコードをシェアして支払いをリクエストすることができます。
ただボタンの名前がいろいろあるので、ちょっと複雑かもしれません。

<32>割り勘は、日本人の文化を考えると現金が優位?

つづいては、「pring」です。選択ボタンは「おくる」「もらう」「はらう」とシンプルなデザインですね。
送金する際にメッセージや写真も一緒に送れるのは魅力的。もらい忘れたときでも、かわいく依頼できそう!

<32>割り勘は、日本人の文化を考えると現金が優位?

最後は「Kyash」です。こちらもQRコードを表示して支払うので、「PayPay」と似ています。
他のアプリとちょっと違う点はチャージ方法です。
「Kyash」オリジナルのバーチャルカードがアプリ上に発行されて、持っているクレジットカードとひもづけて使うこともできますし、セブン銀行のATMからチャージもできます。
「Kyash」もメッセージつきで送金することができますが、「pring」より少し上級者向けな印象です。

<32>割り勘は、日本人の文化を考えると現金が優位?

今回、4つのアプリを試してみたのですが、もうしばらくは現金での割り勘が続くのかな……と感じました。
1円単位まで細かくきっちり計算するとか、割り勘するのに時間をかけるという点が、お金の話をオープンにしたがらない日本人にはなかなか定着しなさそうだと思うからです。

<32>割り勘は、日本人の文化を考えると現金が優位?

でも、実際に割り勘アプリを使ってみると、便利で楽しく利用することができました。
お金を送ったりもらったりするやりとりに少しずつ慣れていって、いつの間にか友達同士のお金のコミュニケーションもスムーズになると良いですね。

次回は「きんゆう女子。コミュニティー3周年」にちなんで、この1年間を振り返ってみたいと思います。

>>金融ワカラナイ女子のためのコミュニティー「きんゆう女子。」の公式HPはこちら

PROFILE

鈴木万梨子

TOE THE LINE Inc. 代表取締役社長。獨協大学外国語学部フランス語学科卒。新卒でH.I.S.に入社し、法人営業として団体旅行の企画・営業・手配・添乗を担当し、海外を中心に約8千人にツアーを提供。起業を目指し2015年、金融系ベンチャーに転職。金融業界に入ったことでお金の知識のなさに衝撃を受け、「きんゆう女子。」を立ち上げる。2016年3月に起業し、Webサイトを立ち上げ本格的に「きんゆう女子。」をスタートさせる。旅と服をコーディネート・手配するサービス「FIT the Local」を企画準備中。

<31>友達同士のお金のやりとりこそ「キャッシュレス」

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<33>新年度がはじまる前に、1年を振り返ろう

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