きんゆう女子。お金の学校

<34>ポイントで金融商品が買える時代

こんにちは。
金融ワカラナイ女子のためのコミュニティー「きんゆう女子。」を運営する鈴木万梨子です。
前回は、新年度が始まる前の「振り返り」について書きました。
みなさんはどのような新年度を迎えていますか?

4月に入ってからは新元号「令和」が発表され、さらには20年ぶりに新しいデザインのお札が発行されるというニュースも入ってきました。「改めてお金を大事にしたい」「貯金や投資にチャレンジしたい」など、お金に関する新たな目標設定をした人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、投資を気軽に体験できる「ポイント投資」について書いてみます。

まずは、ポイントサービスの由来について知っておきましょう。
諸説ありますが、1850年ごろのアメリカで「ポイント」という概念が生まれたというのが有力です。誤発注して大量に届いてしまった石けんの在庫を減らすために、クーポンを貼って何枚か集めることで絵画と交換できる仕組みだったそうです。

日本では、1916年に北九州の呉服屋がポイントを発行したのが始まりといわれています。その後、28年に江崎グリコがお菓子に引換券をつけたほか、グリーンスタンプやブルーチップといったポイント事業が広まり、84年にはANAマイレージカードが生まれました。
96年の景品表示法の改正で百貨店でもポイントカードが発行できるようになり、2000年以降になるとインターネットや携帯電話でのポイントサービスが普通になりました。

2019年の今はどうでしょう? ほとんどの方が、さまざまなサービスのポイントを貯めて、商品を買ったり旅行にいったりすることが当たり前となっています。きっとみなさんも「ポイントがつく」という理由でお店を選ぶことがありますよね。

そして、近年は「ふやす」ことにもポイントを活用することができるようになりました。投資信託や株式といった金融商品を買って投資ができるのです。

<34>ポイントで金融商品が買える時代

「ポイント投資」は、大きく2つの方法があります。

①ポイントで投資
実際に口座を作ってポイントで金融商品を買うことができます。手元にあるお金ではなく、貯まったポイントだから気軽に始められますし、少ないポイントからでも金融商品を買うことができます。
・楽天ポイント…100円から投資信託を買うことができる
・Tポイント…1ポイント1円相当で1株から株式を買うことができる
など

②ポイントを運用
口座を作らなくても株価や投資信託などの指数に連動してポイントが増減する、つまり運用ができる仕組みです。実際のお金よりも気軽に体験でき、投資のことがよくわからないという方におすすめです。

・永久不滅ポイント(クレディセゾン)
・楽天ポイント
・dポイント
・Pontaポイント
・Stock point
など
(2019年4月現在)

いずれも使い方は、シンプル。
①の場合は、口座を作ってから余っているポイントで、投資信託や株式銘柄を選んで買います。
②の場合は、口座を開く必要はなく、マイページなどからポイントを運用するというボタンを押して運用が始まります。元のポイントに戻すのも簡単です。

日本ではポイントやマイレージは毎年1兆円以上発行されていて、年々その市場は大きくなっています。
一方で、毎年数百億円もポイントが有効期限切れになっているんです。
私もコンビニやドラッグストアで貯まったポイントを使わず期限切れになったことや、ポイントカードを忘れて同じお店で何枚もポイントカードを作ってしまったことがあります。

お金を貯めたいな、ふやしたいなと意気込んでいるみなさん。
まずは身近なポイントカードから、ちょっと見直してみませんか?

<34>ポイントで金融商品が買える時代

PROFILE

鈴木万梨子

TOE THE LINE Inc. 代表取締役社長。獨協大学外国語学部フランス語学科卒。新卒でH.I.S.に入社し、法人営業として団体旅行の企画・営業・手配・添乗を担当し、海外を中心に約8千人にツアーを提供。起業を目指し2015年、金融系ベンチャーに転職。金融業界に入ったことでお金の知識のなさに衝撃を受け、「きんゆう女子。」を立ち上げる。2016年3月に起業し、Webサイトを立ち上げ本格的に「きんゆう女子。」をスタートさせる。旅と服をコーディネート・手配するサービス「FIT the Local」を企画準備中。

<33>新年度がはじまる前に、1年を振り返ろう

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<35>令和時代は何が価値になる?

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