よなよなハンコ

父と絵の勝負をしたときの題材は……

令和になって、初めてのよなよなハンコ! 令和になった瞬間のことは、すぐ忘れそうだなぁと思うんですが、元号発表のとき私は寝ていて、家族に「新元号は、令和です!」と声をそろえて寝室で発表されて「なんだこの仲良しな2人は~」と思いながら二度寝したので、このときの事は家族の声と共に歳をとったときも覚えていられそうだなー。

今月は、父のことを何か書きたいなとか、母の日近いなとか、絵を描きながら色々と思い返していたら、私が中学生のとき、ソファーで寝ていた母を、なぜか父と描くことになって、兄にどっちがいい絵か判定をしてもらう。という勝負をしたことを思い出しました!

母が、ソファーで汗まみれで苦しそうに寝ていて、それをみんなでずっと見ながら、母の話で盛り上がって、じゃあ誰が一番上手く描けるか勝負しよう!ってなったんですよね。

2人とも母の顔のアップで、左頬を下にして顔を描いていて、ちょっと口が半開き。私は、汗はもちろん顔や首のシワ、ヨダレまでほんとなんの遠慮もなく描きましたね。父は意外とつるっとした感じに描いていて、ムダな線が全くなかったです。
その辺にあった紙にペンで描きながら、みんなでゲラゲラ笑っちゃって、母が起きそうなスリルもありつつ、絵を完成させた記憶があります。

その絵を見て、これはシワまで忠実に描いたから私が勝ったでしょ。と思っていたら、兄の判定は、父の勝利! 兄の判定理由が何だったかすっかり忘れちゃったけど、当時は全く納得がいかなかったんですよね。寝てる母の雰囲気がうまくでてて、シワもいい感じなのになーって。
でも今、改めてその絵を見ていたら、中学生の私は負けてるな~。母に怒られそうな感じに見たままに描きすぎてる。父の絵はやっぱり上手かった。

このときは負けちゃったから、本当はまた勝負したいー。今の私だったらもう少し上手く描けるんじゃないかな。もちろん題材は「寝ている母」で!!

今回の消しゴムハンコは、ZZZな女の子。イラストだけ描いて、ずっと彫ってなかった絵。ピッタリだなって思って彫りました。
イラストの再現しようかな?とも思ったけど、キャラクターで描いたら違うし、そのまま描いたらヒドすぎるので、やめました~。文章から想像してみてくださいね。

後日、2人で勝負した母の絵が、当時父が連載していた本に載っているのを見て、めちゃくちゃ驚きました。その連載の話に全く関係なくでてくるし、知らなかったから、こんなの載っちゃってるよ~って笑っちゃいましたね。でもすぐに見返せるっていいことだなぁ。一生残るから母はとっても嫌だと思うけど。

百世

PROFILE

百世

消しゴムハンコ作家。東京都在住。
2013年1月より消しゴムハンコなどの創作活動を開始。
2014年4月、初の個展「一粒万倍 百世のモモ版画」を銀座のギャラリー403で開催。以後 忌野清志郎「ネズミに捧ぐ詩」の装画やファッションブランドZUCCaとの展覧会、CDジャケット、ロゴマーク、ドラマのタイトルバックやフェスのグッズなども手掛けている。
2018年10月には犬猫グッズの「わんコレ」からコラボ商品が発売された。

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