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自然体、さらりと遊び心 表参道・原宿で探る、初夏の旬コーデ

日差しが強くなった5月下旬、東京の表参道と原宿で初夏の装いを探った。トレンドは、白やベージュ系のグラデーションで全身の色をそろえたコーディネートや、長め丈のワンピースをさらりと装うスタイル。自然体でさわやかに夏の着こなしを楽しむ人が目立った。

白・ベージュ系、細部にセンス/ロング丈のワンピ主役

自然体、さらりと遊び心 表参道・原宿で探る、初夏の旬コーデ

(左)中川千秋さん、(右)小沢あきさん

シンプルながら遠くからも目を引いたのは、熊本から旅行で訪れていた中川千秋さん(34)。ザラの白いワンピースに麻のワイドパンツを合わせた。肩の力を抜いたスタイルはシャネルの時計J12の白いセラミックや、シルバーアクセサリーで洗練されている。
クリアバッグの内袋とパンツを麻で統一し、落ち着いた大人の印象。「シンプルで楽なものが好き。今シーズンは長い丈もいい」。トレンドのアースカラーは地味になりがちという難しさもあり、素材選びや小物使いがポイントだ。

一般社団法人代表の小沢あきさん(38)は、淡いベージュのノースリーブとパンツのスタイルで、バッグとサンダルの茶系レザーをアクセントにした。ピアスやブレスレット、ニットの指輪などアクセサリーもぬかりなくエレガント。「この夏はベージュやブラウン、オレンジ系の色が気になります」

自然体、さらりと遊び心 表参道・原宿で探る、初夏の旬コーデ

(左)北村恵奈さん、(右)岡野香里さん

白とベージュの非対称デザインがきいたエンフォルドのワンピース姿は、ファッションウェブマガジン編集長の北村恵奈さん(44)。サンダル感覚ではける白いスニーカー、ベージュのフレームのサングラスを合わせ、色のトーンをそろえた。「遊びのあるベーシック。ワントーンに、サングラスやバッグで遊んだ」という。カラフルな大きめバッグで変化をつけた。

スタイリストの岡野香里さん(39)はニューヨークを拠点に活動する日本人デザイナーによるブランド、サヤカ・デイヴィスの白とベージュのストライプ柄のワンピースを軽やかにまとった。着物のような前身頃や袖口の広さを調節できるベルトなど、遊び心のあるディテールが印象的だ。バッグはメゾン・マルジェラ、足元はチェンバーの黒いサンダルでシャープに見せた。

一枚でスタイルが決まるワンピースは、暑い夏の味方。丈はロングがトレンドだ。ヘアメイクやアクセサリーは控えめに、好きな柄や色を主役にして、長い丈を揺らしてさっそうと歩く姿が目立った。

自然体、さらりと遊び心 表参道・原宿で探る、初夏の旬コーデ

(左)山田桜子さん、(右)20代女性

会社員の山田桜子さん(24)は高円寺の古着店でひとめぼれした、赤やオレンジの花柄が映えるミントグリーンのワンピースを着用。普段はメンズの古着をオーバーサイズで着ることが多いというが「ワンピースを着たい気分になって。一枚ですっと着られるのも楽でいい」。

会社員の20代女性は、今年購入したというザ・ヴァージニアのシャツワンピースが華やか。「ピンクと白のストライプ柄がさわやかでひかれた。今年のワンピースは長めが気分です」。ウエストのリボンベルトでメリハリがきいていて、ほどよくフェミニンなスタイルが合っていた。

(松沢奈々子、神宮桃子)

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