果実

細川亜衣さん「小玉すいかの前菜」

旬の素材を大切にしながら、世界中の料理のエッセンスを取り入れたおいしいものを熊本から発信し続ける料理家・細川亜衣さん。この春、『スープ』『野菜』に続く2年ぶりの新刊『果実』が出ました。
「果実は幸福のしるし」という、うっとりするような言葉から始まる、フルーツやナッツをたっぷり使ったレシピから、とっておきの一皿をご紹介します。今回は「小玉すいかの前菜」です。(写真・在本彌生)

材料

・すいか
・ブッシュバジル
・青唐辛子
・青唐辛子酢または香りのよいワインビネガー
・オリーブ油
・粗塩

作り方

すいかはよく冷やしておく。
3cm厚さの輪切りにし、皿に盛る。
青唐辛子を小口切りにし、すいかの上に散らす。
青唐辛子酢を回しかける。
ブッシュバジルの束を中心に盛り、オリーブ油を回しかけ、粗塩をふる。

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*ブッシュバジルは葉が小さくて柔らかなバジル。小玉すいかの前菜にのせるハーブは、他にコリアンダーやミント、ディルなどもとても相性が良い。一種類だけでなく、数種類のハーブを混ぜるのもまた楽しく、ハーブの花が咲く頃には、花も一緒に散らすと美しく、香りよい。たくさんのハーブを使うときは、この料理を”小玉すいかのハーブ畑”と呼んでいる。
*小玉すいかは近年実のみずみずしさも甘みも安定し、また、1人で輪切りにして食べるのにちょうどよい大きさだが、大きなすいかで作る場合は、すいかは丸のまま冷やしておき、食卓にそのままの大きさで出すとたいそう盛り上がる。ハーブの枝を入れたグラス、オリーブ油の瓶、ビネガーの瓶、粗塩の瓶を一緒に並べ、食卓で切り分けたすいかに、各自でハーブを散らし、調味料を好き好きにかける、そんなダイナミックな前菜も夏の食卓にぴったりだと思う。

 

『果実』

細川 亜衣(リトルモア)

ダイナミックで、優美。
素材の持つ生命力とおいしさをそのまま閉じこめたような料理で、無二の存在感を放つ料理家・細川亜衣。

待望の新刊は、細川亜衣ならではの
各国料理のエッセンスを取り入れた、「果実」と「ナッツ」の料理63皿を収録。

果実のほのかな甘さと酸味、ナッツの歯ざわりとコク。
驚きの発想で料理を豊かにする、魅惑のレシピ。
(写真・在本彌生)

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