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着物、もっと自由に私らしく 大正~昭和の斬新スタイル紹介

着物、もっと自由に私らしく 大正~昭和の斬新スタイル紹介

大正末から昭和初期に高畠華宵が描いた着物姿を再現。丈は短く、帯も襟も斬新だ

大正から昭和期の着物の着こなしについての資料を集めた展覧会が、弥生美術館・竹久夢二美術館(東京都文京区)で開かれている。ルールが難しそうと敬遠されがちな着物だが、「着物警察」を恐れず自由に楽しんでほしいという思いが込められている。

「着物警察」とは、街で着物の着方を注意したり勝手に直したりする人を指し、ネットなどで話題になっている。本展では、当時雑誌などに描かれた着物姿を紹介。アンティーク着物で再現するとともに、スタイリストの岩田ちえ子さんが、別の帯や帯留めを使ったコーディネートを提案し、雰囲気が変わる面白さを見せている。岩田さんは「帯留めは木の実でも箸置きでもよい。ファッションは素敵ならそれが正解」と言う。

短い丈にチョウの羽のような袖など、当時の画家が描く着物姿は斬新。洋服に着物を羽織るといった、吉屋信子らの小説挿絵からの再現もある。竹久夢二が描く着物姿も、ゆったりした着付けだ。弥生美術館の中村圭子学芸員は「昔の絵を見ると、それぞれの個性で好きに着ていたように見える。本来、そこまで厳しいものではないのでは。もっと気楽に着物にチャレンジしてほしい」と話す。

9月29日まで。月曜休館(ただし7月15、8月12、9月16、23日は開館。7月16、9月17、24日は休館)。

(神宮桃子)

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