果実

細川亜衣さん「トマトと赤いベリーのスープ」

旬の素材を大切にしながら、世界中の料理のエッセンスを取り入れたおいしいものを熊本から発信し続ける料理家・細川亜衣さん。この春、『スープ』『野菜』に続く2年ぶりの新刊『果実』が出ました。
「果実は幸福のしるし」という、うっとりするような言葉から始まる、フルーツやナッツをたっぷり使ったレシピから、とっておきの一皿をご紹介します。今回は「トマトと赤いベリーのスープ」です。(写真・在本彌生)

材料

・トマト(できれば完熟を丸のまま冷凍したもの) 800g
・ジューンベリー 400g
・ラズベリー 400g
・オリーブ油
・粗塩

作り方

トマトは冷凍の場合は水につけて皮をむき、生の場合は湯むきをする。
ヘたをのぞき、乱切りにして鍋に入れる。
軸を取ったジューンベリーも加える。
オリーブ油を回しかけ、粗塩をふり、ふたをして中火にかける。
全体が柔らかくなったら、火を止めて冷ます。
ラズベリーの半量を手で軽くつぶして加え、やさしく混ぜる。
スープ皿に盛り、残りのラズベリーを散らし、
オリーブ油を回しかけ、粗塩をふる。

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*トマトは完熟のものを丸ごと冷凍しておくと、水に放っただけですぐに皮がむけ、加熱するととろりとした食感になるため、スープ作りに最適である。
*煮込む分のベリーはフレッシュがない時は、冷凍を使ってもよい。
*ベリーを加えることでトマトの青臭さが消え、ベリーのやわらかな香りが混じり合う
*庭にあるジューンベリーがいちばん採れる時期が、私が暮らしている熊本ではトマトの旬となる。
いちばん美味しい時期に食べられるこの2つの食材にラズベリーを組み合わせてできたのがこの料理だ。

 

『果実』

細川 亜衣(リトルモア)

ダイナミックで、優美。
素材の持つ生命力とおいしさをそのまま閉じこめたような料理で、無二の存在感を放つ料理家・細川亜衣。

待望の新刊は、細川亜衣ならではの
各国料理のエッセンスを取り入れた、「果実」と「ナッツ」の料理63皿を収録。

果実のほのかな甘さと酸味、ナッツの歯ざわりとコク。
驚きの発想で料理を豊かにする、魅惑のレシピ。
(写真・在本彌生)

細川亜衣さん「桃とチーズのクランペット」

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