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個性派の逸品と運命の出会い

個性派の逸品と運命の出会い

スシカッテンのガラスリングは2万円前後が中心

パリで人気のジュエリー専門セレクトショップといえば「ホワイト・バード」。ニューヨークなら、ブルックリンの「キャットバード」だ。こうした店に行けば、小粋なジュエリーであふれかえっている。

一方日本では、デザイナーたちの個性あふれる最新作に出会えるショップは、残念ながらそう多くない。若手デザイナーが自分のブランドを独力で売り込もうとしても、よほどの人脈がないかぎり受け皿がない。

そんな中、作り手と消費者の出会いを生み出そうとする企画運営チーム「ニュー・ジュエリー・アソシエイツ」の活動が熱い。気鋭のジュエリーブランドを厳選し、百貨店などで販売イベントを開いているが、会場はいつも盛況だ。

11月から東京で開催予定のイベントに出展するのは「スシカッテン」。色ガラスの粒を型につめて焼くパートドヴェールという技法を駆使し、豊田美緒が制作している。彫刻を思わせるフォルムやニュアンスのある色彩が美しく、すべてが1点ものだという。

個性派の逸品と運命の出会い

トーカティブ「クレスト」ピアス。税抜き8万6千円

また、海外でも評価の高いマロッタ忍の「トーカティブ」は、複雑な形に研磨したラピスラズリのピアスが目を引く。独創性の高さや職人技へのこだわり、宝石への思い入れが人気を呼んでいる。

こうしたデザイナーこだわりのジュエリーは、ちょっとクセがある。大量生産もできない。だが、そこに強い愛着がわく。アートのようなデザインを、自分らしく個性的につける誇らしさ。それが最大の魅力なのだ。

(ジュエリー・時計ジャーナリスト 本間恵子)

耳全体を飾る、意外性に熱視線

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