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着物、ランウェーから伝統と革新 東コレ関連イベント「着るきっかけに」

着物、ランウェーから伝統と革新 東コレ関連イベント「着るきっかけに」

着物デザイナーや工房が新作を発表するランウェーイベント「TOKYO KIMONO COLLECTION」が4日、東京・日本橋で開かれた。織物屋や染色工房など約100社が出展する「きものサローネin日本橋」の核となる催しで、14日から始まる東京コレクション(楽天ファッションウィーク東京)の関連イベントだ。

京鹿の子絞振興協同組合は「伝統と革新」をテーマに、ピンクと水色の淡い絹地に花柄の絞りを施した訪問着や、鮮やかな赤色の総絞りの振り袖を披露した。京都の伝統技法「京鹿の子絞り」は、奈良時代から1300年を超える古来の技法で、布をつまみ、糸をくくりつけて染め上げる。繊細で立体感のある模様が特徴的だ。

藤井浩一理事(47)は、「日本最古とも言われる絞り染めの技術をずっとつないでいくという思いで参加した。ランウェーでの着姿を見て、職人による絞りの着物が欲しいと思ってもらえたらうれしい」と話した。

ショーは今年で7回目。浴衣製造卸会社の社長で実行委員長を務める天野豊さん(79)は、ルールや伝統に縛られず、カジュアルに着物を着てもらうきっかけを作りたいと話す。「マーケットの大きい東京発のショーで、着物文化を活性化していきたい」(松沢奈々子)

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