167人の個性に包まれて心もぽかぽかに!「ふろしき百花店」

ひびのこづえ、仲條正義、宇野亞喜良など日本を代表する著名クリエイター167人のデザインが一斉に見られる「Creation Project2019」の展示会が東京・銀座の「クリエイションギャラリーG8」と「ガーディアン・ガーデン」にて開催されています。

この企画は、「デザインの力で何か社会に役立てることがしたい」「子どもたちに日本のものづくりとデザインの価値や魅力を伝えていきたい」という思いから、1990年より毎年行われています。

今年のテーマは「風呂敷」

今年のテーマは、風呂敷。京都でも数件となった「手捺染(てなっせん)」の工場で、職人が染料の調合から行い、167のアイデアを手作業でひとつひとつ染めていきました。

製作に協力した京都の「株式会社エス・ニシムラ」代表取締役社長・井賀木健吾さんは、「これだけ多くの方の表現を一度に出すのは初めてです。正直この人数分を刷るので、50人を超えたあたりから『もうやるしかない!』という意地に変わっていきましたね(笑)。デザイナーの個性がなくなったら本末転倒なので、どんな案が来ても、『やってから考えよう』と思いました。これほど個性豊かな風呂敷が一斉に並んでいるのは世界中どこを探してもないでしょう」と、話します。

167人の個性に包まれて心もぽかぽかに!「ふろしき百花店」

その通り、風呂敷のデザインは多種多様で、手書きで書かれたイラストから写真を元にした表現まで、クリエイターの個性が一目で分かります。今回、写真のような絵柄を刷るのは長年の職人でも初めての経験だったそう。もともと写真は違う技術を使って表現されるため、手仕事で表現するには大変な技術が必要で、一番苦労したポイントなんだとか。しかし、これを経たことで「職人側も表現の幅が広がったのが、予想外のうれしい出来事だった」といいます。

会期中、イベント企画の中で行われたワークショップで、京都の職人とともに子どもたちが制作した型染め風呂敷もギャラリーにて展示しています(こちらは販売していません)。

167人の個性に包まれて心もぽかぽかに!「ふろしき百花店」

ワークショップの様子

展示されている風呂敷の全ては、その場でも、オンラインショップ「ポンパレモール」でも1点1600円(税込)で購入できます。収益金はセーブ・ザ・チルドレンに寄付し、台風19号の被災地や、日本の子どもの貧困問題の解決や虐待の予防などに役立てられます。

167人の個性に包まれて心もぽかぽかに!「ふろしき百花店」

風呂敷のサイズは約H73cm×W71cm(1枚ずつ手作りのため仕上がりに個人差があります)。素材は綿100%で手触りが気持ちいい

包むだけではなく、飾ったり敷いたりと、日本の知恵がふんだんに詰まった「風呂敷」。大切な人や、もちろん自分のために167種類の中からお気に入りの一枚を選んでみてはいかがでしょうか。

展覧会の一部の風呂敷と、京都の職人が手づくりでつくり上げていく工程を、フォトギャラリーにてご紹介します。

⇒フォトギャラリーへ⇐

ふろしき百花店

会期:2019年11月26日(火)~12月21日(土)
会場:クリエイションギャラリーG8(東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F)
ガーディアン・ガーデン (東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビルB1F)
開館時間:午前11時より午後7時まで
休館日:日曜日
入場料:無料
http://rcc.recruit.co.jp/creationproject/2019/

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