刺繡で魅せる『蛾売りおじさんのめくるめく蛾の世界』

アルバイトの帰り道、コンビニの壁にとまっていた蛾(が)との出会い――。そこから、「美しい織物のコートをまとった貴婦人のように見えた」と蛾の世界に夢中になり、「作りたい!」そして「ずっと胸に留めておきたい」という思いから誕生した「蛾売りおじさん」。蛾をモチーフにした刺繍(ししゅう)や絵などの作品を創り続けるアーティストユニットです。その「蛾売りおじさん」初の著書が刊行されました。ひと針ひと針丁寧な刺繡で表現された作品、イラストの美しさに引き込まれることはもちろんなのですが、監修、コラム執筆を担当された方たちからも「蛾」への思いが伝わってくる1冊となっています。

「蛾」と聞いて、「見るのもちょっと……」という方も「図書館で借りた図鑑をコピーし、クリアファイルに入れてそれを眺めていた」という方も、「蛾売りおじさん」の作品を見たあとは、普段出会う蛾の見方が少しだけ変わるかもしれません。作品ごとのコメントと共にお楽しみ下さい。

刺繍の乱れは心の乱れである。蛾にもらった感動をそのまま針に反映していく――蛾売りおじさん

写真はすべて井原淳一写真事務所

フォトギャラリーはこちら ※クリックすると詳しくご覧いただけます。

『蛾売りおじさんのめくるめく蛾の世界』

蛾売りおじさん (著)、神保 宇嗣 (監修)、井原淳一写真事務所(写真)、(誠文堂新光社)

    
蛾売りおじさん
著者。蛾をモチーフにした刺繍や絵などの作品を制作する、刺繍担当と絵担当の2人組。散歩しながら蛾を探すのが日課。蛾をデザインしたグッズも制作している。ギャラリーでの展示を中心に活動し、生き物系、アート系の即売会にも出展する。
TwitterInstagram
  

【神保宇嗣】
監修。国立科学博物館動物研究部研究主幹、博士(理学)。専門は昆虫分類学・生物多様性情報学。中学で蛾に目覚め、小さな蛾の世界にはまっていき現在に至る。主な著書に『日本産蛾類標準図鑑』(分担執筆、学習研究社)など。
  
【飯森政宏】
コラム執筆。日本蛾類学会・埼玉昆虫談話会所属。2006年から蛾類の生態写真を撮り続けている。世に蛾の美しさを広めるため、日々活動中。 愛機はOLYMPUS E-5。ブログ 蛾色灯

芥川賞作家ら17人、異彩放つアンソロジー。『kaze no tanbun 特別ではない一日』ほか

TOPへ戻る

ジュリエット・ビノシュ主演映画『私の知らないわたしの素顔』試写会 へ10組20名様ご招待 

RECOMMENDおすすめの記事