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みえない、きこえない伝統文化を体験する 「無形にふれる」展

みえない、きこえない伝統文化を体験する 「無形にふれる」展

見附正康さんによる、九谷焼の赤絵細描(あかえさいびょう)という技法で描かれた複雑な文様もみどころの一つ
「赤絵細描網花紋香合」/ 撮影・在本彌生

人から人へ受け継がれ、手から手へ伝えられていく伝統文化――。連載「世界の花めぐり」の写真家・在本彌生さんが一部の撮影を担当した、伝統文化をテーマにした展覧会「無形にふれる」が、東京・銀座で1月18日から開かれます。

「無形にふれる」の展示構成は、grafらが担当。伝統文化が「伝統芸能」「伝統工芸」「民俗芸能」という三つのカテゴリーに分けられています。「みえないものを可視化して、きこえない音に耳をすませる」をキャッチフレーズに、女性を中心としたクリエイターたちが、六つの伝統文化の継承者を取材した際に、伝統文化から感じた美しさ、おもしろさなどを切り口としてテーマを考えました。ルドルフ・シュタイナーが提唱する「12感覚」も手掛かりに、伝統文化になじみのない人でも「見る」だけでなく「体験」しながら楽しめる構成になっています。

在本さんは、九谷赤絵、有福神楽、能楽の撮影を担当。
「日本に長く伝え継がれた技術や精神性を探るような撮影でした。それぞれの現場で研ぎ澄まされた気迫と究極の美に極間近で触れさせていただいたので、それを余すことなく写真で伝えられるよう粘りました」
と、話しています。

入場は無料。ぜひ、銀座へお出かけください。

<伝統芸能>
二十六世観世宗家 観世清和(東京都)
京舞井上流 井上安寿子(京都府)

<伝統工芸>
加賀象嵌 中川衛(石川県)
九谷赤絵 見附正康(石川県)

<民俗芸能>
岩崎鬼剣舞保存会(岩手県)
有福神楽保持者会(島根県)

ポーラ伝統文化振興財団 40周年記念展 無形にふれる
会期:2020年1月18日(土)~2月16日(日)
   11:00~20:00 会期中無休 入場無料
会場:POLA MUSEUM ANNEX
   東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階

【関連イベント】
2020年1月18日(土)
見附正康 トークイベント ~九谷赤絵 新たな美と伝統の世界~

2020年1月19日(日)
中川衛 トークイベント ~加賀象嵌 新たな美と伝統の世界~

2020年1月26日(日)
京舞井上流 トークイベント ~京舞井上流 新たな美と伝統の世界~

>>お申し込みはイベントページへ

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