きんゆう女子。お金の学校

<49>2020年は、ゆとりを持って「ふるさと納税」をしよう

こんにちは。
金融ワカラナイ女子のためのコミュニティー「きんゆう女子。」を運営している鈴木万梨子です。
新年になって早くも2週間。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

私の年始は、1年のスケジュールを決めるところから始めました。
今までの私は、たまたま仕事に余裕ができて時間が取れたとき以外にあまり休みを取らない傾向があったので……今年は思い切って年始に1年間の休み予定を決めてしまいました!

1月は福岡でワーケーション、5月は温泉や山小屋でデジタルデトックス、9月はインド、11月は韓国ドラマが大好きな母と韓国旅行、などなど。年始に未来の休みを決めてしまうことに最初は勇気がいりましたが、やってみると自然と必要なお金の計算も楽しくなりましたし、好きなことや理想について考えるだけでも気持ちが豊かになれました。

1年の計画を立てることができたら、3年、5年、10年……と前向きに考えていけるような気がしてきました。こんな私ですが、今年も金融と女性にまつわることをのんびりと書いていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

<49>2020年は、ゆとりを持って「ふるさと納税」をしよう

生産者も、自治体も、消費者もうれしい。ふるさと納税

今回は「ふるさと納税」について書きます。

年末にCMやオンラインの広告をよく見るので、その時期しかできないと思いがちですが、実は「ふるさと納税」は一年中いつでもできるのです。12月31日までに実施した分が、翌年の控除の対象になるということだそうです。

ただ細かい仕組みや意味、効果などを調べ始めると結構難しいので、私はとりあえずやってみるところから入りました。

「ふるさと納税」の手順はこちらです。
1.ふるさと納税サイトのシミュレーションで納税できる金額を計算する
2.ふるさと納税サイトや自治体のサイトから商品を選び、クレジットカードなどで支払う
3.サイトから「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」をダウンロードする
4.マイナンバー(個人番号)など記入をして納税する自治体あてに郵送する
5.商品が届く

一体、普通の納税と何が違うのだろうと思いますが、簡単にいうと
・住んでいる自治体に納める予定の税金を、自分が好きな自治体に先払いする
・先払いしたことを納めた自治体に報告・申請する
・先払いした金額分が翌年の住民税から引かれる(控除される)
・住民税を先払いすることで、ふるさと納税をした自治体からお礼がもらえる
・住民税決定通知書で控除された金額が分かる
・実質負担2,000円は必要
とまとめられると思います。

年収400万円の単身世帯の方の住民税をシミュレーションしてみると、だいたい約4万3,000円分となりました。
参考:https://www.furusato-tax.jp/about/easy_simulation?header_guide

また、
・今年の住民税は昨年の所得(年収-さまざまな控除=所得×税率)の金額で決まる
・所得や住民税は源泉徴収票を見ることで分かる
・毎年6月に住民税決定通知書が来る
・住民税決定通知書には、控除された後の金額が記載されている
・1月に納付した場合は、1年半後に“お得”をなんとな〜く実感することができる
ということもわかりました。

つまり、お得をじわりと実感するのは、2019年12月31日までに「ふるさと納税」をした人は2020年6月ごろ。2020年1月に「ふるさと納税」する人はおよそ1年半後の2021年の6月ごろとなります。

<49>2020年は、ゆとりを持って「ふるさと納税」をしよう

注意点とわかりにくい点はこちら。
・何より、いくらお得になった!という実感がない
・商品を選んで先払いしただけでは適応されず、申請書の送付が必要
・自分が納める住民税がいくらかだいたい把握している必要がある
・引っ越しなどで住民票に変更がある場合は、直接寄付先の自治体へ住所変更の連絡が必要

みんなが手続きは簡単と言うので、「本当に簡単かなぁ?」と思っていましたが、手続き自体はたしかにとても簡単でした。ただ、細かい意味まで理解するのは結構難しいなぁと感じました。

ちなみに私は岐阜県美濃加茂市のお米と和歌山県美浜町の梅酒飲み比べ、宮崎県日向市のはまぐりから作った碁石のイヤリングを「ふるさと納税」のお礼の品に選びました。

<49>2020年は、ゆとりを持って「ふるさと納税」をしよう

大晦日(おおみそか)に慌てて商品を選んで決済をして、年明けに申請書をとりあえず郵送し、なんとか完了した私の「ふるさと納税」。いつかやろうと思っていたことができたので、スッキリしました。

先日、さっそくイヤリングが届きました。碁石を加工した伝統工芸品でピカピカと光っていてステキです。気に入ったので調べてみると、日向市は天然のはまぐりから碁石をつくる日本唯一の生産地だそうです。「ふるさと納税」を通じて地域の文化を知ることができ、実際に行ってみたいなぁという気持ちにもなりました。

<49>2020年は、ゆとりを持って「ふるさと納税」をしよう

ただ、この制度課題があることも忘れずに。

自分が住んでいる自治体は、住民税収入が減ってしまうので困っている可能性があるということ。2020年は大晦日に慌てて手続きをすることがないようにゆとりを持って行い、半分は自分が住んでいる自治体に貢献したいと思いました。

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  • PROFILE

    鈴木万梨子

    TOE THE LINE Inc. 代表取締役社長。獨協大学外国語学部フランス語学科卒。新卒でH.I.S.に入社し、法人営業として団体旅行の企画・営業・手配・添乗を担当し、海外を中心に約8千人にツアーを提供。起業を目指し2015年、金融系ベンチャーに転職。金融業界に入ったことでお金の知識のなさに衝撃を受け、「きんゆう女子。」を立ち上げる。2016年3月に起業し、Webサイトを立ち上げ本格的に「きんゆう女子。」をスタートさせる。旅と服をコーディネート・手配するサービス「FIT the Local」を企画準備中。

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