原宿の新駅舎に「猿田彦珈琲」の大型店がオープン

3月21日、原宿駅の新駅舎がオープンした。その目玉ともなるのが、「猿田彦珈琲 The Bridge 原宿駅店」だ。明治神宮口改札の2階フロアに位置しており、「The Bridge」の店名通り、駅に架かる橋のような店舗となっている。120席という広い店舗は、猿田彦珈琲の中で最大級だ。

「明治神宮は、東京という大都市の中でも象徴的な場所。その真横に店舗を構えられる喜びは大きい」と語るのは、社長の大塚朝之さん。

原宿の新駅舎に「猿田彦珈琲」の大型店がオープン

和の空間と日本の路地からインスピレーションを受けたストアデザイン。「SUPPOSE DESIGN OFFICE Co., Ltd.」による店舗設計

原宿の新駅舎に「猿田彦珈琲」の大型店がオープン

グッズも豊富に並ぶ

立地のみならず、ストアデザインから店内のインスタレーション、BGMにいたるまで、猿田彦珈琲の世界観が余すことなく再現されている。例えばBGMはFantastic Plastic Machineの田中知之氏の監修で、セレクトされた音源が設置されたスピーカーから流れ、さらに天井の別スピーカーからは鳥の鳴き声、人の声といったオリジナルのサウンドエフェクトが重なる。二つの異なる音が時間によって異なって流れるため、いつ行っても同じ音が聞こえるということがない仕掛けになっているのだ。単にコーヒーを飲むだけではなく、居心地の良さ、一期一会を大事にしてきた猿田彦珈琲の思いが込められている。

そんな「集大成」の店舗だからこそ、味わえるコーヒーも、こだわりが詰め込まれている。同店限定のエクスクルーシブラインとして発表された「The Bridge」グランコレクション。中でも注目は、バレルエイジドコーヒーだ。

バレルエイジドコーヒーとは、コーヒーの生豆をウイスキー樽(だる)で熟成させ、ウイスキーの香りを豆につけたあとで焙煎(ばいせん)したもの。厳選した最高品質のコーヒー豆を使い、熟成には国産ウイスキー「マルスウイスキー駒ケ岳」(本坊酒造)に使用された樽を使っているという。カップからはウイスキーの香りがほんのり漂い、個性的でありながらも口当たりは滑らかで甘い余韻が残る。これまで培ってきた技術と知見を凝縮させてたどり着いたというこの一杯が、味わったことのない新しいコーヒー体験になることは間違いない。

原宿の新駅舎に「猿田彦珈琲」の大型店がオープン

新たに導入されたドリップマシン。豆の特性に応じて自動抽出される

原宿の新駅舎に「猿田彦珈琲」の大型店がオープン

創業以来、猿田彦珈琲が目指しているのは「たった一杯で、幸せになるコーヒー屋」だ

新店舗は新型ウイルスの猛威で混沌(こんとん)とした中でのオープンとなってしまったが、コーヒーの力で街を元気づけたい、と大塚社長は前向きだ。

「コーヒーは主食にもならないし、ウイルスから人々を救うこともできません。でも『たかがコーヒー、されどコーヒー』という言葉を、創業以来ずっと社内で伝えてきました。まっすぐな気持ちでプライドを持ってコーヒーに取り組み、目の前の方々に少しでも元気を与えられたら」

原宿の新駅舎に「猿田彦珈琲」の大型店がオープン

(左上)アメリカのガラス製食器ブランド Fire-King×JR原宿駅×猿田彦珈琲 コラボレーションスタッキングマグ3,600円/(右上)各国最高峰のコーヒーのみを厳選したブレンド「猿田彦の夜明け- THE RISE OF SARUTAHIKO -」ドリップ900円/(左下)「猿田彦珈琲×STANLEY」の真空断熱ステンレスマグ4,000円/(右下)コーヒー染めシャツ ラテ色(M/L) 14,500円(すべて税別)

猿田彦という神様は、物事の最初に現れ、それを良い方に導く「みちひらきの神様」として知られているという。明治神宮のパワーを最大限に享受できる絶好の場所で、猿田彦珈琲が人と人をつなぐ架け橋になってくれることだろう。(文・高橋有紀)

    ◇
猿田彦珈琲 The Bridge 原宿駅店
住所/東京都渋谷区神宮前1-18-20 原宿駅2階
電話/03-6721-1908
営業時間/8:00~22:00(フード 21:30 LO)
定休日/不定休
https://sarutahiko.co/

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