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高田賢三、インテリアで東西の美 新ブランド「K三」

パリ在住の世界的デザイナーで、ブランド「ケンゾー」の創始者、高田賢三(81)がこのほど、インテリア商品を中心とする新ブランド「K三(ケイスリー)」の立ち上げを発表した。今後、世界に向けて販売していく。

高田賢三、インテリアで東西の美 新ブランド「K三」

K三の商品

わびさび×パリモード

商品は、「東洋と西洋の美」からインスピレーションを得た椅子やテーブル、ベッドリネンやカーペットなど。「桜、舞妓(まいこ)、将軍」という三つのイメージテーマに沿って、華やかな花柄の組み合わせやモノトーンの市松柄などが使われている。金継ぎの技法をヒントにした金色の縁取りや、筆のかすれ具合もそのまま残した柄などは、日本のわびさびを感じさせる表現だ。一方、色合いなどにはパリモードの洗練された感覚も盛り込まれている。

価格はベッドカバーが490ユーロ(約5万9千円)から、クッションが200ユーロ(約2万4千円)から。

高田賢三、インテリアで東西の美 新ブランド「K三」

高田賢三(C)Masaru Mizushima

高田は「特に柄などのグラフィックを念頭に、アイテム一つずつをトータルに見た時の調和を考えた。洋服をデザインする時と同じです」と説く。

今年でデビューからちょうど50年。「ケンゾー」を1993年、巨大ブランドグループに売却し、99年に同ブランドから退いて以降、舞台衣装の制作やイトーヨーカ堂などで販売したブランドを手掛けるなどの活動をしていた。「これからも、新しいことや夢に向かってチャレンジしていきたい」という。

(編集委員・高橋牧子)

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