#ステイホーム with 花のない花屋

#03 リモートワーク生活も季節を感じて過ごしたい

おうち時間に花束を――。

 

新型コロナウイルスで、外出自粛が求められているいま、 おうちにいる時間が増えている方が多いと思います。先が見えない漠然とした不安の中、花を部屋に飾ることで沈みがちな気分が明るくなったり、水をあげることで心が落ち着いたり……。おうち時間を少しでも楽しく心身ともに穏やかに過ごせますように。
いま、“わたし”に贈る花束を。

 

心に大きな不安と恐怖がのしかかっているこんなときだからこそ、花から伝わるメッセージを多くの読者の方に受け取って、感じてもらいたい!という思いを込めて。フラワーアーティスト東信さんが、2週間連続で14人の方の気持ちに寄り添った花束をお届けします。

 

※詳しくは応募フォームをご覧のうえ、お申し込みください。(締め切り5月4日)

#03
保田紗季さん(仮名)34歳 女性
川崎市在住 会社員

     ◇

リモートワークがスタートしてから毎朝の散歩が日課になっています。4月1日から雨の日以外は欠かすことなく散歩をしているのですが、ちょうど桜がきれいな時季で、東京で働くようになってから5年も経つというのに近所に桜の木がたくさんあることに今さら気がつきました。

桜を眺めつつ音楽を聴きながら45分ほど散歩し、帰り道にある和菓子屋で桜餅やかしわ餅を買って、3時のおやつに食べるという、リモートワークだからこその楽しみも見つけました。それも桜が散ってからはなんだか寂しくなり、なんとなく和菓子を買う習慣もなくなりました。

少しでも気分を上げたい!と思い、週末に花屋に寄っては気になる花を選んで部屋に飾っています。いざ花器に挿すとバランスが悪い、センスがないと思い落ち込みつつも、やっぱり花が部屋にあると雰囲気がパッと明るくなると実感しています。

私は花の知識がほとんどありませんが、この時季にぴったりなのはどんなお花でしょうか? たくさんあるとは思いますが、季節を感じることができて「元気いっぱい」な印象を与えてくれる花を部屋に飾りたいです。

花束を受け取って……

#03 リモートワーク生活も季節を感じて過ごしたい

このお花を見た瞬間、「かわいい」の一言では表現できない、あふれ出る生命力に圧倒されました。それは、元気すぎる生き物を迎え入れる準備をしていないまま飼い始めたという感じでしょうか。
リモートワークでぼーっとした毎日を送っている私に、「生き物と暮らすための責任感と充実感」を与えてくれたように思うのです。芸術作品でもあり、生き物でもあるこのお花が部屋にあるだけで、毎日パワーをいただいています。

 

花束を作った東さんのコメント

この時季にぴったりの、季節の花だけを束ねた春の花束です。上から、リューココリーネ、フリージア、ヤグルマソウ、ナデシコ、スイートピー、ライラック、ゼラニウムの7種類。フリージアはまだ蕾(つぼみ)の状態ですので、花がこれから咲いてくると一味違った、豊かな表情を見せてくれることと思います。春の花はひときわ香りがいいので、見た目だけでなく香りも楽しめる構成になっています。
毎朝の散歩で、身近にある木々や自然にも目を向けるようになったということですので、家の中でも日々変化する花の様子を楽しんでいただけたらと思います。

 

#03 リモートワーク生活も季節を感じて過ごしたい

(&編集部/写真・椎木俊介)

2週間連続!特別企画
おうち時間に花束を――。
あなたの「物語」を募集しています

「いまだからこそ」のご自身のエピソードと、花束を作って欲しいと思う理由をお寄せください。
今回は2週間連続の特別企画のため、毎日東さんに花束をつくっていただきます。そして、その物語は花束の写真と一緒に&wで紹介します。
詳しくは応募フォームをご覧のうえ、お申し込みください。

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    フラワーアーティスト・東信 (あずままこと)

    #03 リモートワーク生活も季節を感じて過ごしたい

    1976年生まれ。
    2002年より花屋を営み続け、現在は東京・南青山にてオートクチュールの花屋「JARDINS des FLEURS」を構える。2005年よりフラワーアーティストとして、ニューヨーク、パリ、ドイツ、ブラジル等、国内外で精力的な活動を展開。独自の視点から花や植物の美を表現し続けている。
    近著に作品集「ENCYCLOPEDIA OF FLOWERS Ⅳ 植物図鑑」(青幻舎)など。

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    http://azumamakoto.com/

    PROFILE

    椎木 俊介(写真)

    ボタニカル・フォトグラファー

    2002年、東信とともに、銀座にオートクチュールの花屋「JARDINS des FLEURS」を構える。東が植物による造形表現をはじめると時期を同じくして、カメラを手にし、刻々と朽ちゆき、姿かたちを変容させていってしまう生命のありようを写真に留める活動に傾倒していく。日々、植物に触れ、その生死に向き合ってきたからこそ導き出すことのできる、花や植物のみが生来的に有する自然界特有の色彩や生命力、神秘性を鋭く切り取っていく。

    2011年に初の作品集となる東信との共著『2009-2011 Flowers』(青幻舎)を発表以降、常に独特の視点ですべての東の作品を捉え続け、近年は映像制作にも力を入れ、多岐にわたる活動を行っている。


    #02 唯一くつろげる場所で自然の美しさに触れたい

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    #04 自分と向き合う時間を大切にし、癒やしと幸せを感じたい

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