#ステイホーム with 花のない花屋

#04 自分と向き合う時間を大切にし、癒やしと幸せを感じたい

おうち時間に花束を――。

 

新型コロナウイルスで、外出自粛が求められているいま、 おうちにいる時間が増えている方が多いと思います。先が見えない漠然とした不安の中、花を部屋に飾ることで沈みがちな気分が明るくなったり、水をあげることで心が落ち着いたり……。おうち時間を少しでも楽しく心身ともに穏やかに過ごせますように。
いま、“わたし”に贈る花束を。

 

心に大きな不安と恐怖がのしかかっているこんなときだからこそ、花から伝わるメッセージを多くの読者の方に受け取って、感じてもらいたい!という思いを込めて。フラワーアーティスト東信さんが、2週間連続で14人の方の気持ちに寄り添った花束をお届けします。

 

※詳しくは応募フォームをご覧のうえ、お申し込みください。(締め切り5月4日)

#04
松本敦子さん 36歳 女性
世田谷区在住 会社員

     ◇

「新型コロナウイルスは、自分とは関係ない。すぐにおさまるだろう」。3月の中旬ぐらいまではそう思っていました。ところが、日に日にヨーロッパやアメリカで感染者や死者が増え、小池百合子都知事が初めて会見をした日から、ようやく“自分事”としてとらえるようになりました。

在宅勤務がはじまり、テレビのニュースを見る度にネガティブな情報が目と耳から入ってくる。そんな日々を送っている中で、ふと、「自分の心の平和を保とう」ということを意識するようになりました。テレビをあまり見ないようにし、ネットニュースや新聞などの見出しを見て、自分で必要と判断した情報だけを取り入れるようになりました。そういう日々を送っていると、いつの間にか“本質”を大事にできるようになったのです。

これまで私は、根本的な原因と向き合わず、周りの環境や人のせいにしてしまいひどい自己嫌悪に陥っていました。外出自粛要請が出てから、自分の心と向き合う時間が増え、心と対話をしていくうちに、いままで私は自己否定を繰り返し、「自分を大切にすること」を全くしてこなかったことに気づきました。

私の仕事は在宅勤務でも支障がなく、医療従事者や飲食業界のように大きな影響がでていません。私は、ついつい物事をマイナスに考えてしまい、ネガティブ思考になりがちでしたが、この状況下で私の“日常”がいかに幸せなのかということを実感し、心の安定を見つけることができたのです。

一日も早く、世界中の人に心の平和が訪れてほしい。そんなことを願って、人の心を癒やして、幸せにしてくれるお花があるとうれしいです。

花束を受け取って……

#04 自分と向き合う時間を大切にし、癒やしと幸せを感じたい
私の投稿したエピソードだけで、心情にぴったりの花束を作ってくださりありがとうございました。久しぶりにお花のある暮らしを楽しんでいます。
ブルーがとても奇麗で、「癒やし」という点でお花の持つパワーを感じました。花のつぼみが開花する変化も楽しみの一つとなり、早く満開にならないかと待ち遠しいこのごろです。
「癒やし」とも違う、包み込むような力強さみたいなものを感じて元気ももらっています。いまだからこそ、お花に触れる機会をもっと増やしたいと思いました。本当にありがとうございました。

 

花束を作った東さんのコメント

今回はブルー系の花材を中心に、心が安らぐような、落ち着いた色合いで束ねました。外にあまり出られない代わりに、家の中でも季節を感じてもらえるようクレマチスやアジサイを組み合わせ、トップにはハーブの一種であるボリジという花材を入れています。
今はつぼみが多いですが、日が経つにつれ花が咲いていきます。自分自身と向き合う時間を過ごす中で、日常のささいな幸せを感じることができるようになったとのことですので、少しずつ変化する花束を眺めながら、自然を身近に感じてもらえたらと思います。

 

#04 自分と向き合う時間を大切にし、癒やしと幸せを感じたい

(&編集部/写真・椎木俊介)

    ◇

2週間連続!特別企画
おうち時間に花束を――。
あなたの「物語」を募集しています

「いまだからこそ」のご自身のエピソードと、花束を作って欲しいと思う理由をお寄せください。
今回は2週間連続の特別企画のため、毎日東さんに花束をつくっていただきます。そして、その物語は花束の写真と一緒に&wで紹介します。
詳しくは応募フォームをご覧のうえ、お申し込みください。

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  • >>これまでの「花のない花屋」をまとめ読み

    フラワーアーティスト・東信 (あずままこと)

    #04 自分と向き合う時間を大切にし、癒やしと幸せを感じたい

    1976年生まれ。
    2002年より花屋を営み続け、現在は東京・南青山にてオートクチュールの花屋「JARDINS des FLEURS」を構える。2005年よりフラワーアーティストとして、ニューヨーク、パリ、ドイツ、ブラジル等、国内外で精力的な活動を展開。独自の視点から花や植物の美を表現し続けている。
    近著に作品集「ENCYCLOPEDIA OF FLOWERS Ⅳ 植物図鑑」(青幻舎)など。

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    PROFILE

    椎木 俊介(写真)

    ボタニカル・フォトグラファー

    2002年、東信とともに、銀座にオートクチュールの花屋「JARDINS des FLEURS」を構える。東が植物による造形表現をはじめると時期を同じくして、カメラを手にし、刻々と朽ちゆき、姿かたちを変容させていってしまう生命のありようを写真に留める活動に傾倒していく。日々、植物に触れ、その生死に向き合ってきたからこそ導き出すことのできる、花や植物のみが生来的に有する自然界特有の色彩や生命力、神秘性を鋭く切り取っていく。

    2011年に初の作品集となる東信との共著『2009-2011 Flowers』(青幻舎)を発表以降、常に独特の視点ですべての東の作品を捉え続け、近年は映像制作にも力を入れ、多岐にわたる活動を行っている。


    #03 リモートワーク生活も季節を感じて過ごしたい

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    #05 言葉にしない優しさに気づかされた

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