おうち時間を描く

〈8〉「手をいたわること」を楽しむ/松尾たいこさん

家にいる時間が長いからこそ、今しかできないことを楽しみたい。

 

美容やインテリア、カフェタイム、休日の過ごし方などで、新たに取り入れた習慣や、改めて大切だと気がついたモノ・コトが誰にでもあるのでは?
連載「おうち時間を描く」では、インドアのプロ(!?)でもあるイラストレーターやアーティストたちが、自身の“おうち時間”をイラストとともにご紹介します。

 

手を見るのも洗うのも、楽しみでいられる毎日を

感染予防で一番大切なのは「手を洗うこと」だと言われていますよね。私も1日に何度も手を洗っています。
なるべく外出しないようにしていますが、犬の散歩で日に一度は出かけますし、玄関先での宅配便の受け取りもあります。その都度の手洗いも、「やらなきゃ」って思うと気が滅入るし、洗いっぱなしだと、手はどんどんガサガサになってしまう。

だからいまは、それを楽しいものにするために、「手をいたわること」「手洗いを楽しむこと」に力を入れています。

爪が弱いのでネイルは塗らず短く切りそろえているのですが、爪磨きでピカピカにしています。これも頻繁にやりすぎると爪が薄くなってしまいますが、爪を磨いている時って無心になれますし、手洗いの時にきれいな手先を見ると、おのずと自分に自信を持てるようになりました。

そしてハンドソープは、洗面所に置いた時にインテリアとしても美しいきれいなボトルに入ったものを選びました。今使っているものは、水色ですこし甘い花の香りがするのです。

ハンドクリームは、いろいろ試しているところです。絵を描くので、あまりベタつかずサラッとした使い心地のものが好み。これもいい香りがしたらさらにうれしいです。

夜になると、爪先にオイルバームを塗り込みます。こちらはずっと使っているお気に入りのもので、グレープフルーツの香りに癒やされています。

そうやって、手を見るのも洗うのも、楽しみでいられる毎日を過ごしています。

    ◇

松尾たいこ(まつお・たいこ)
アーティスト・イラストレーター。広島県呉市生まれ。約10年の自動車メーカー勤務を経て32歳で上京。手がけた本の表紙装画は300冊を超える。角田光代や江國香織との共著やエッセイも出版。イラストエッセイ『出雲IZUMOで幸せ結び』(小学館)や『古事記ゆる神様100図鑑』(講談社)を発表するなど、神社や古事記にまつわる仕事も多い。それらの経験を通じ、火・風・水・土など森羅万象に神が宿るという古代日本の概念に共感し、作品での表現を追求中。最新刊は、愛犬との別れをテーマにした絵本『きっとそこにいるから』(集英社)。
WEB:https://taikomatsuo.com
BLOG:軽やかHAPPY LIFE!旅するように暮らす私とファッションと
instagram:@taikomatsuo
twitter :@taikomatsuo

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