夜の海にあらわれる、七色に輝く不可思議な世界

透明な輪郭に色合いが浮かび上がり、それはまるで宝石のよう……。TOP写真の正体は何だと思いますか? 静かな夜の海の中、水中ライトの光に集まってきた浮遊生物・プランクトンです。

プランクトンとは、まったく泳げないか、泳いだとしても自らの力だけではわずかな移動しかできない、水中に浮いた小さな生物のこと。写真のプランクトンは幼生で、体長は6mm。伊豆大島の海流に流されながら、上部に備わった繊毛環でわずかに泳いでいたところを水中撮影されました。

肉眼では見つけにくい小さな姿を発見したのは、海洋写真家の峯水亮さん。色も、姿も、生態も、うっとりするほど美しいプランクトンたちは、すぐに見つけられるものではありません。常に潮に運ばれていて、日によっても時間によっても、居場所は様々。季節や地域によっても違います。そのため、目的のプランクトンに出会うまでに十数年かかることもあったそうです。

夜にあらわれる貴重なプランクトンたちが収録された、峯水さんの写真集『Jewels in the night sea 神秘のプランクトン』の中から、よりすぐりの写真10点をご紹介します。七色に輝くプランクトンの、不可思議な世界をお楽しみください。

フォトギャラリーはこちら ※クリックすると詳しくご覧いただけます。

『Jewels in the night sea 神秘のプランクトン』

 

著者:峯水 亮
出版社:日経ナショナルジオグラフィック社
定価:本体2700円+税

峯水 亮

1970年大阪府生まれ。海洋写真家。2016年に日経ナショナルジオグラフィック写真賞グランプリを受賞、17年にはニューヨークで個展「The Secret World of Plankton」を開催。数多くの児童書や教科書、テレビ番組などに写真を提供しているほか、水中生物について複数の書籍で執筆を担当している。

〈13〉植物からエネルギーをもらう/酒井真織さん

TOPへ戻る

〈お取り寄せ〉この顔、本物。妥協なき探求が生んだ、迫力のカントリーブレッド/Baking Garage Harimaya

RECOMMENDおすすめの記事