「私たちはどうしてこんなに旅がしたいのか」 ひとりっP×地曳いく子×宇賀なつみの3人が語るPR

「私たちはどうしてこんなに旅がしたいのか」 ひとりっP×地曳いく子×宇賀なつみの3人が語る

女子1人旅の指南本「ひとりっぷ」シリーズから、初のスピンオフ本が刊行された。タイトルは『たまには世界のどこかでふたりっぷ』。シリーズ著者でおなじみの旅好き会社員・ひとりっPが旅の大先輩と仰ぐスタイリストの地曳いく子さんと執筆した、2人旅がテーマの本書には、2人で出かけたバンコク・台北の旅レポに始まり、旅テクや愛用のワードローブまで、ふたりっぷの心得がギュッと詰まっている。

発売を記念して、旅好きフリーアナウンサーの宇賀なつみさんと著者二人による座談会が実現。旅好き女子が3人集まったら、それぞれ旅への募る思いが出るわ出るわ、終始にぎやかに。3人が語り合った、新しい時代、新しい旅のルールとは——。

「私たちはどうしてこんなに旅がしたいのか」 ひとりっP×地曳いく子×宇賀なつみの3人が語る
座談会メンバー

「私たちはどうしてこんなに旅がしたいのか」 ひとりっP×地曳いく子×宇賀なつみの3人が語る

ひとりっP(以下、P)

旅バカ編集者(会社員)。海外ひとり旅歴25年、海外ひとり旅回数は400回を超える。女性のひとり旅を「ひとりっぷ」と命名し、旅する女性を積極的に応援している。

 

「私たちはどうしてこんなに旅がしたいのか」 ひとりっP×地曳いく子×宇賀なつみの3人が語る

地曳いく子(以下、いく子)

キャリア30年以上を誇るスタイリスト。若い頃から世界や日本国内津々浦々を旅してきたひとりっぱーの草分け的存在。ファッションに関する著書多数。

 

「私たちはどうしてこんなに旅がしたいのか」 ひとりっP×地曳いく子×宇賀なつみの3人が語る

宇賀なつみ(以下、宇賀)

フリーアナウンサー。朝日新聞デジタル「&TRAVEL」で旅エッセー「宇賀なつみ わたしには旅をさせよ」を連載中。

 

愛用品をすべてさらけ出しました

宇賀:私、これまでの「ひとりっぷ」シリーズ大好きで読んでいるんです。ガイドブックでもないし、どんな旅本とも似ていない。今回はそれがさらにパワーアップして、他の旅本では教えてくれないことがたくさん書かれていて。おしゃれでセンスがいいおふたりの旅道具もたくさん見られて楽しかったです。

P:ありがとうございます。欲張りすぎて、すごい量になっちゃいました。愛用品を持ち寄って撮影したんですけど、1日で済む予定が3日かかっちゃって。

いく子:そうそう。現時点での愛用品を、すべてさらけ出しましたね。

P:はい。出し惜しみは一切しておりません(笑)。

宇賀:これいいな、まねしてみようって思うのがたくさんありました。

P:我々もびっくりしたんですが撮影の日に持っていったら共通しているものがたくさんあったんですよ。そこも注目してほしいです。

いく子:あわせてそろえたわけじゃないのにね。2人とも旅バッグの中はポーチだらけだったり、スーツケースはハードタイプじゃなくソフトケースだったり。

宇賀:私も旅は大好きなんですが、何度も行っているとマイルールができあがってきちゃって。わざわざ誰かに聞いたことはなかったけど、「へぇ、こういうふうにしてるんだ」って発見がありました。情報量が多くて面白かったです。

次の旅への準備期間を楽しんで

P:あくまでも我々の、「私たちこれ超愛用してるんです」というもので、「こうしたほうがいい」ではないんです。

いく子:そこが普通のガイド本とは違うよね。

P:読み物として、ドキュメンタリー風に読んでもらうといいかも。それで取り入れてみてもいいし、取り入れなくてもいい。旅にルールはないから、自分が快適ならそれでいいんですよ。

宇賀:服装も旅先だと難しいじゃないですか。日本でお気に入りの服を持っていっても海外では浮いちゃったり。ユニクロや無印でこんなに使えるのがあるんだ、って参考になりました。すぐにでも買いに行きたい(笑)。

P:そうやって次に行くときの準備をしながら、バーチャルトリップを楽しんでもらえたらうれしいですね。

宇賀:あと、トイレの選び方とか旅テクも参考になります。あまり気にしたことがなかったので……。

P:トイレはホント危ないから、宇賀ちゃん、ちゃんと選ばなきゃダメですよ!(笑)

信頼関係で成り立つ、大人の「ふたりっぷ」

——今回の本は2人旅がテーマですが、おふたり流の旅のスタイルは、フライトもホテルも別々&各自手配だとか。

いく子:昔から私たちは基本2人とも「ひとりっぱー」なんです。人と同じ行動をするのが苦手で。

P:ははは。だから、ひとりっぷ×2で「ふたりっぷ」なんです。

いく子:行き先や目的がそれぞれ別で、集合も現地集合だったり。「私あそこ行ってくるけど」「私は寝てまーす」とか。「じゃあ夕飯あのレストランで待ち合わせましょう」ってやってましたね。1人だとご飯は何品も食べられないけど、2人だといろいろ食べられるでしょう。そういう形の2人旅をしてきたんです。

P:25年前からやってますよね。そのアップデート版をこの本で提案できたらなと。今はスマホがあるから、快適に旅できるようになりましたよね。昔ははぐれたらアウトだったけど。

宇賀:スマホがつながれば迷子になることもないですもんね。私も20代の頃は価値観が合う子としか長い旅行には行けなかったし、べったり一緒だったんですけど、今は例えば夫と旅行に行っても現地では別行動の時もあります。旅の経験を重ねてきた中で、そういうこともできるようになりました。1人だと寂しい時は2人、1人のほうが心地いい時は1人。お互い独立して好きなことができる、その信頼関係があれば、どんな人とでも旅に行けるかもしれません。

アフターコロナの旅のスタイルは

——著書の執筆期間が、ちょうどコロナで世界が大変なことになった時期と重なったそうですね。

いく子企画が進行していたときにはコロナはなかったんですが、校了中は緊急事態宣言真っ最中で。だから何度も原稿を書き直しました。改めて思ったのは、以前とは旅のスタイルが変わっていくだろうな、ということ。

P世の中の常識がどんどん変わっていきますからね。

いく子:美術館なんかも予約制になったでしょ。旅と日常、どちらも新しいやり方が始まっていくんだなって。好むと好まざるにかかわらず。これまでは団体旅行しかしたことない人でも、これからは個人や少人数旅行でと思うかもしれませんよね。でも、我々の「ふたりっぷ」スタイルだったらなんの問題もない。このスタイルで思い切って旅に出てみてはどうですか、という提案にもなるのかなって思います。

P宇賀さんはコロナ期間はどう過ごしていました?

宇賀:かなり落ち込んでいましたね、最初は。海外ロケの予定も海外旅行の予定も飛んじゃって。でも、なっちゃったものはしょうがないので、過去の思い出を振り返ったり、状況が落ち着いたらどこに行きたいか、夢を膨らませる時間にしていました。おふたりは、次の行き先ってどうやって決めるんですか?

Pインスタで見た写真が超きれい、と思って、検索して行ったりしますね。あとは1回行くと、どんどん行きたいところが見つかるから。それで深掘りしていく感じ。リピートもいとわず、ペルーの山奥とかでも「また来るね」って。でも今回のコロナみたいなことがあると「また来るからいいや」ってのはないんだなと反省しましたね。

いく子:見たいものをちゃんとピックアップして、行けるときに行っておかないと。その国の情勢が急に変わっちゃうとかもありますからね。

旅の魅力を再認識。次の旅が待ち遠しい!

——著書ではおふたりで行かれたバンコク、台北の他に、ガラパゴス、チャングーのひとりっぷレポートも紹介されていますが、みなさん、コロナの状況が落ち着いたら行きたい旅先は?

いく子:本でも紹介しましたが、私はニュージーランドかなぁ。あとハワイとか。ちょっとのんびりしたいですね。

P私は贅沢(ぜいたく)は言いません。日本人を入れてくれて、戻ってきた時に自主隔離が必要ないところなら、どこでも。開いたドアにとにかく飛びこみます(笑)。

宇賀:私も行けるならどこでも行きたいです。

P今回、コロナで自由に移動ができないという事態になって、改めて「何でそんなに旅したいんだろう?」って考えたんですよ。それで、日常の外に出るということがすごく刺激的だし、いつもとは違う環境に身を置くことが私にとってはすごい喜びなんだなと再認識しました。ゴールデンウィーク中は、住んでいる町の中で普段行ったことのないエリアを探索したり、隣の隣の駅まで歩いたり、行ける範囲でウロウロしていました。

宇賀:私も自分の「まだ見ぬものを知りたい欲」に気づきました。毎日同じことを繰り返したり、同じ場所に留まるのは、私にとっては辛いことなんです。だから旅が好きなんだなって。旅先で得たものを持って、日常に戻ってくることにまた意味があると思っています。

いく子:私は、若い時に海外ロケに月2〜3週間以上行く状態が続いていて、今となってはもう新しいものを見たい欲が消えかけていたときにコロナがきたんです。仕事で地方講演などがあり旅がルーティンになってしまっていたんだけど、いったんリセットできた。フラットになったから、次はまた新鮮な気分で楽しめるんじゃないかな。体調も整えておかないとね。

P次の旅が本当に楽しみで仕方ないですよ。出入国の手順とか忘れちゃいそうだから、確認しないと。

宇賀:なんだかすでに懐かしいですもんね。

Pほんと懐かしい。私、出国ゲートでうれしくて号泣するんじゃないかと思う(笑)。

宇賀:わかります!(笑)

(文・高橋有紀)

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「私たちはどうしてこんなに旅がしたいのか」 ひとりっP×地曳いく子×宇賀なつみの3人が語る

著者:ひとりっ P・地曳いく子

大好評「ひとりっぷ」シリーズのスピンオフ本が誕生! 今度はひとりっ P の旅の大先輩、スタイリストの地曳いく子さん(『ババア上等! 大人のおしゃれ Do!&Don’t』などの著者)と 2 人で旅に GO!旅道具や旅服も惜しみなくババーンと公開。イマドキの旅のテクニックも総ざらいします。ひとりでもふたりでも、旅を愛する人必携の一冊です!

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