家にいると増える家事労働。夫婦で上手に分担するには……/清田隆之さん

特別企画「アナタのミライは、ワタシのミライ」が伝える
「呪いの言葉」と「解毒法」とは?

 

なんだか心に重くのしかかる。でも、どうしていいのかわからない――。
そんな“生きづらさ”を感じるとき、ありませんか?
「&w」編集部は、その生きづらさの背後に潜むものに「呪い」と名前をつけました。
家族や恋愛などをテーマにした作品がある漫画家・田房永子さんと文筆業・清田隆之さんが交代で、イラストと言葉で「呪い」を解きほぐします。
無意識のうちに刻まれた、古い制度や変わらぬ価値観、性差にもとづく役割分担……。
この世を取り巻くそれらの呪い、前向きな「解毒法」がわかれば解けていくかもしれません。

 

家にいると増える家事労働。夫婦で上手に分担するには……/清田隆之さん

~解毒法~
家事は「手伝う」のではなく、「共有」する。

在宅ワークが増えたり、休日の外出を控えたり、コロナ禍にあって何かと家にいる時間が増えました。人が家にいれば、散らかるし洗い物も増えるし、ということで、家事の問題がよりクローズアップされますよね。

共働き家庭であっても家事労働の負担は妻側に偏っている家庭が多く、妻が不平等さを感じることでモヤモヤがたまり、夫側が怒られるケースも少なくありません。そもそも家事は、互いの生活空間をメンテナンスしていく行為であり、明確な役割分担がある場合は別ですが、基本的にはどちらも主体的に関わるべきもの。なので、「手伝う」という意識自体がおかしいという話もありますが……現実には男性がサポート役にまわっているケースが多いと思います。

家事には「段取り」や「システム」が存在します。それぞれの習慣や環境に合わせ、手順やルール、所定の置き場所、消耗品の補充、先を見越した準備など、「皿を洗う」「ゴミをまとめる」といった表面上の作業の下に、いわゆる「名もなき家事」が膨大に存在しているわけです。そういったことを理解しないまま散発的に手を貸しても、流れを止めたり場所を間違えたりと、悲しいかな邪魔にしかならないことも……。そういう悲劇を生まないためにも、パートナーと家事の「段取り」や「システム」を共有して、すり合わせていくことが大事だと思います。

    ◇

アナタのミライは、ワタシのミライ」 筆者プロフィール

家にいると増える家事労働。夫婦で上手に分担するには……/清田隆之さん

清田隆之(きよた・たかゆき)

文筆業、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表。1980年東京都生まれ。早稲田大学卒業。1200人以上の恋愛相談に乗り、コラムなどで紹介してきた。新聞や雑誌など多数のメディアに寄稿。桃山商事としての著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)、単著に『さよなら、俺たち』(スタンド・ブックス)などがある。

 

家にいると増える家事労働。夫婦で上手に分担するには……/清田隆之さん

田房永子(たぶさ・えいこ)

漫画家。1978年東京都生まれ。代表作『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版、2012年)『キレる私をやめたい』(竹書房、2016年)。そのほかの著書に『男社会がしんどい』(竹書房、2020年)などがある。

 
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