「東京の台所」の大平一枝さんと語る、生協「生活クラブ」との”サステイナブル”な暮らしPR

みんなで出資金を出し合って運営する「生活協同組合」は全国にたくさんありますが、なかでも「生活クラブ」は、“国産”にこだわり、徹底した情報公開をすることで人気の生協です。
&wの人気連載「東京の台所」の著者・大平一枝さんも、「生活クラブ」の愛用者の一人。「生活クラブ」が大好きで様々な取り組みにも参加している3人の組合員さんと共に、その魅力を語っていただきました。

「東京の台所」の大平一枝さんと語る、生協「生活クラブ」との”サステイナブル”な暮らし

(左から)
寺田美由紀さん 生活クラブ歴12年
平田美子さん 生活クラブ歴4年
大平一枝さん 生活クラブ歴5年
進藤治理さん 生活クラブ歴12年

暮らしを支えてくれる生活クラブ

大平さん:みなさんは、生活クラブを始めてどれくらいになりますか?

寺田さん:生活クラブを知ったのは、約30年前。札幌に住んでいた頃に、お友達の家が組合員で、「生活クラブの食材はおいしいよ」「安心だよ」と聞いてはいたんです。結婚後、その友達のお母さんから生活クラブで扱っている平田牧場の豚肉ロースのかたまり肉をいただいて。すごくおいしかったのですぐにでも組合員になりたかったけど、当時は個別配送がなかったので、断念。10年ほど前に東京に移り住んでから個別配送が始まっているのを知り、組合員になりました。

進藤さん:私は12年になります。赤ちゃん連れで参加できる料理教室の主催者にすすめられたのがきっかけでした。もともと健康オタク気質というのもあり(笑)、環境問題や食品添加物への関心があったので。

「東京の台所」の大平一枝さんと語る、生協「生活クラブ」との”サステイナブル”な暮らし

平田さん:子どもが生まれてからは様々な生協を渡り歩き、4年前についに生活クラブにたどりつきました。普通のスーパーだと、たくさんある商品の中から安心・安全なものを選ぶのは大変ですが、生活クラブは、体にも環境にも良い消費材(※)を扱っているので、安心して買いものができます。

(※)生活クラブでは、食品や生活用品のことを「利益を得ることが目的の“商品”ではない」という意味を込めて“消費材(しょうひざい)”と呼んでいる

大平さん:私も、生協はいろいろ試しました。生活クラブは25年前、新婚のときに一度入ったんですけど、その頃はまだ班配送で、他の方との注文頻度や発注数を合わせるのが難しく、すぐに辞めてしまったんです。でも、連載「東京の台所」で台所にまつわるエピソードを取材していると、生活クラブにほれ込んでいる人に出会うことが驚くほど多くって! それで、5年前に再開しました。

素材そのものがおいしいから、料理も時短に

大平さん:生活クラブの食材を使うと時短になりませんか? 例えばパプリカも、塩で炒めるだけですっごくおいしい。トマトケチャップなんて、料理によったら塩コショウをしなくても味が決まるので重宝しています。「おいしいから」「時短になるから」という理由でも、生活クラブを続けている方が多いように思います。

進藤さん:有名な料理研究家の本で、野菜と塩だけというレシピがあってマネしてみたものの、生活クラブではないところで購入した野菜だとそんなにおいしくなかったんです。でも、生活クラブのものを使ってみたら、「なるほど、こういう味のことか!」って。

寺田さん:基本の食材が安定しておいしいんですよね。生産者のみなさんがすごく努力してくださっているから。

進藤さん:息子が家庭科の授業で味噌(みそ)の食べ比べをしたときに、出汁(だし)入りの味噌と本物の味噌の違いが分かったと話していたんですけど、ちゃんとおいしいものがわかる味覚が備わったのも、生活クラブのおかげです。

大平さん:私はフローズンヨーグルトをよく購入しているのですが、みなさんも何かお気に入りの消費材はありますか?

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フローズンヨーグルトがお気に入りだという大平さん。前回、大平さん宅取材時に、白桃入りの寒天を添えてスタッフにふるまってくれた(写真:篠塚ようこ)

寺田さん:フローズンヨーグルト、おいしいですよね。提携する酪農家が生産した牛乳を余すところなく消費しようと、低脂肪乳やヨーグルトもそこで作っているんです。低脂肪乳を作るときに取り除いたクリームでバターを作って、無駄なく使いきっているんですよ。

豚も、一頭買い(※)してすべての部位を使い切るから、ウィンナー冷凍餃子(ギョーザ)のような加工肉にもブランド豚・「日本の米育ち平田牧場三元豚」のひき肉が使われていて、かさ増しするための何かを混ぜることはしていない。生活クラブのひき肉はほぐれにくいんですが、あれは新鮮さの証。ほぐさずに、そのまま焼いて食べてもおいしいんですよ。

※豚一頭からとれる肉を、バラやロースなどのどこか特定の部位だけを利用するのではなく、バランスよく食べようという購入の仕方。

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安心・安全にこだわって、情報公開は徹底的に

大平さん:生活クラブの良いところをあえて挙げるとしたら、どういうところですか?

平田さん:表示が一つひとつ丁寧だし、遺伝子組み換え食品も使わないように生産者に交渉しているところです。一般的には、食品添加物のビタミンCや香料の原料に遺伝子組み換え作物由来のものが使われていてもそこまでは表示しないのに、生活クラブは消費者にわかりやすく情報開示しています。

寺田さん:豚が食べるエサに遺伝子組み換えでないものを使っていることまで、情報を公開していて、とにかく誠実なんです。旬の野菜を食べたい人向けに露地物か加温栽培かの表示もしていますし。

進藤さん:野菜でいうと、昔ながらの固定種や「種なしぶどう」だけでなく「種ありぶどう」の取り扱いがあるのもうれしい。生活クラブは、品種などの種の多様性の問題にも真剣に向き合っています。

平田さん:国産にこだわっているから、海外の流通が滞っても影響が少ないのも生活クラブの良さですよね。

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大平さん:新型コロナウイルスの影響で外出自粛要請が出たときも、他のスーパーに比べて欠品になるまでのスピードがかなり緩やかな印象でした。トイレットペーパーも探さなくて済んだし、家まで届けてくれるから外出する必要もない。コロナ禍で、組合員の数もかなり増えたと聞きました。

寺田さん:生活クラブと作り手の間には、「絶対にこれだけ買い取って食べるから、その代わり私たちの望む方法で作ってください」という、“食べる約束”と“作る約束”があるから供給が安定しているんです。適正価格を話し合いで決めるので、お互いに信頼感もあります。

平田さん:世の中では食品偽装の事件が何度も起きましたが、私にとってそれは作り手が食べる人のことを考えていないことや、食べる人が作り手を知らないという現実を知るきっかけとなりました。生活クラブでは、作る人と食べる人が互いを理解しようとし、大切に関係を築いています。そのことに感動し、だから安心・安全が守られるのだと納得しました。

大平さん:そういえば、コロナ禍でいつもの洗剤が品薄になったのを機に「洗濯用粒状せっけん」を使ってみたら、すごく良かった。汚れも落ちやすいし、柔らかく仕上がる印象でした。

進藤さん:固型せっけん」もいいですよ。肌に優しいし、衣類や食器まで洗えてすごく便利。せっけん類は、分解が早いので海に流れても害が少なく、環境にも優しいから生活クラブで扱っているんです。

大平さん:洗濯するたび、環境に優しいという満足感が得られますね。

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用途に応じて使い分けている人が多いというせっけん類

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ついに時代が、生活クラブに追いついた?

大平さん:いまやサステイナブルな社会の実現は世界共通の目標ですが、環境に配慮し、食の安全性にこだわる生活クラブの姿勢は、時代にすごくマッチしていますよね。

寺田さん:やさいエコバッグPプラス』なんて、まさにサステイナブルな消費材。鮮度を保ったまま長く保存できるから、野菜を無駄にせずに済みます。しかもこれ、破れない限り何度でも使えるんですよ。

「東京の台所」の大平一枝さんと語る、生協「生活クラブ」との”サステイナブル”な暮らし

呼吸をしている野菜の鮮度を保つために、目には見えない小さな穴があるという『やさいエコバッグPプラス』

平田さん:2011年の原発事故以来、再生可能エネルギーで電気を作ってほしいと思っていたんです。なので、風力や太陽光などから主に供給を受けている『生活クラブでんき』が始まったときは、感激しました。

大平さん:生活クラブは作り手の顔が見えるのがいいですよね。ウェブでは生産におけるこだわりや、製造の過程を映像で見ることもできますし。作り手の努力を見ると、価格も高いとは思えない。むしろ、安いと感じます。

平田さん:“多少割高でも安心を買う”が主流になれば、世の中も変わっていくのではないかと期待しています。私にとっては、生活クラブで買いものをし続けることが、その意思表示なんです。

進藤さん:ゴミを減らすために、資源を循環させているのも生活クラブの良いところ。『Rびん』の回収後は、洗浄して中身を替えて繰り返し使われています。万能つゆも酢も……ほら、同じ瓶でしょう?

「東京の台所」の大平一枝さんと語る、生協「生活クラブ」との”サステイナブル”な暮らし

リユース容器の『Rびん』は、6種の瓶と2種の牛乳瓶があり、それぞれ同じ規格で統一されている

寺田さん:資源ゴミの日に出してしまうと、一回壊して新しい瓶として生まれ変わりますが、『Rびん』は一つの瓶が栃木に行ったり、青森に行ったりと、中身を変えて全国を巡ります。

大平さん:中身を変えながら旅をしているんですね。そう考えると『Rびん』、すごく愛おしい!

寺田さん:他にも、牛乳キャップは、ゴミ袋に生まれ変わります。生活クラブは「サステイナブル」という言葉も7年前から使っていて、だんだんと組合員みんなに浸透してきました。

進藤さん:そういう地味にじわじわアピールしているところも“生活クラブマニア”の心をくすぐるんですけどね(笑)。たくさんの方に生活クラブの良さを実感してほしいです。

「東京の台所」の大平一枝さんと語る、生協「生活クラブ」との”サステイナブル”な暮らし

回収した牛乳キャップと、それらで作られたゴミ袋

    ◇

「人からの紹介」「体にいい物を取り入れたくて、ずっと生協を探していた」「環境のことを考えて」など、生活クラブを始める組合員の理由は様々。生活クラブはどんな角度からスタートしても、作り手と受け手が喜び、肩ひじ張らずに体と環境にとってプラスの方向へと導いてくれます。気軽にサステイナブルな暮らしを始めてみてはいかがでしょうか。

(文:渡部麻衣子 写真:山本倫子)

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PROFILE

大平一枝

長野県生まれ。失われつつあるが失ってはいけないもの・こと・価値観をテーマに各誌紙に執筆。著書に『東京の台所』『男と女の台所』『もう、ビニール傘は買わない。』(平凡社)、『届かなかった手紙』(角川書店)、『あの人の宝物』『紙さまの話~紙とヒトをつなぐひそやかな物語』(誠文堂新光社)、 『日々の散歩で見つかる山もりのしあわせ』(交通新聞社)、『昭和式もめない会話帖』(中央公論新社)ほか。最新刊は『新米母は各駅停車でだんだん本物の母になっていく』(大和書房)。HP「暮らしの柄」。
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