早見優さんが語る、「エコ」を心地よく続ける方法PR

 

10月20日は「リサイクルの日」。コロナ禍を機に、サステナブル(人間・社会・地球環境の持続可能な発展)の重要性を実感している人が多いのではないでしょうか? 歌手の早見優さんは、早くから環境問題に関心を寄せてきました。小学生のときに初めて知った、ゴミを資源に変える方法。20代で参加した地球サミットで受けた衝撃。子どもたちと一緒に取り組んできたこと――。そんな早見さんに、エコな暮らしを無理なく続けるコツなどをうかがいました。

ゴミにするか資源にするかは、自分たち次第

――早見さんが環境問題に興味を持ったきっかけを教えてください。

小学6年生のときに、空き缶を手にした学校の先生に「これ、なんだと思う?」と聞かれたので、みんなで「ゴミ!」って答えたら、「そう、ゴミです。でも、リサイクルするとアセット(財産)になります」と教えられました。実際に、先生と一緒に空き缶を拾い集めてリサイクル業者に持っていき、そこで得たお金を全額寄付したのですが、“空き缶をゴミにするのも資源にするのも、人間の行動次第”という経験は、すごく心に残りました。

――1992年にブラジルで開催された地球サミット(環境と開発に関する国際連合会議)には、20代代表として参加されましたね。

「これからは若い世代が環境に関するメッセージを発信しないと」。そう言って、作詞家の湯川れい子先生が勧めてくださったんです。現地で一番感動したのは、「スーパーでは、消費者の目につきやすい高さの棚に売れ筋の商品が並びます。だから、環境問題に取り組んでいる企業の商品を私たちが選んで買い続けていけば、環境に良いエコな商品がどんどん目立つ場所に置かれるようになりますよ」という、ドイツから参加した方のお話でした。

サミットでは地球規模の壮大なお話を聞くことが多く、問題を解決するために私個人に何ができるのか見いだせずにいたのですが、ドイツの方のメッセージは、自分にも世界を良い方向に変えていくためにできることがあると思わせてくれるものでした。以来、お買い物をするときは、リサイクルやリユースの表示だけでなく、商品を作っている企業についても関心を持つようになりました。

早見優さんが語る、「エコ」を心地よく続ける方法

家族で影響し合いながら、エコな暮らしを楽しむ

――早見さんには二人、お子さんがいらっしゃいますが、ご家族で環境問題について話す機会はありますか?

鎌倉に家を持っていたときは、週末に家族で海岸のクリーンアップ活動に参加していましたし、4月22日のアースデーは、テレビも照明もスマホの電源もオフにして、ロウソクの明かりだけで夜を過ごしています。年に一度とはいえ、全く電気を使わない日を設けると、普段当たり前だと思っていることにも感謝の気持ちを持てるようになります。

家庭でも折りに触れて話してはいるものの、やはり学校での教育の影響はとても大きいですね。私たち親世代は環境問題をスライドや写真で学びましたが、今の子どもたちは動画やネット。圧倒的に情報量が多いです。

子どもって、とても素直なんですよ。学んだことをスッと吸収して、「地球に生かしてもらっているんだから、私たちもちゃんとしないといけない」という気持ちを当たり前のように持てる。うちの次女も、小学1年生くらいのときかな、歯磨きをしている夫がお水を流しっぱなしにしていたのですが、「私は水ポリス!」と、夫に注意していた時期がありました(笑)。

高校生になった今も、環境問題に対する意識が一番高いのは次女。我が家の場合、子どもが学校で習ったことを家庭に持ち込んでくれたことが、すごくプラスになりました。エコはもう生活の一部なので、ペットボトルも各々飲んだら洗ってつぶすのが習慣になっています。

――コロナの影響で外出自粛を求められていた期間は、生活に変化はありましたか?

食べものは絶対に残さない。少しくらい賞味期限が切れていても食べる。ゴミは極力出さない。家族みんなで価値観を共有し、これまでの生活を見直すことができました。食材を無駄にしないための創作料理もたくさん作りました。

――環境に優しい暮らしを続けるコツがあれば、教えてください。

無理はしないことです。サステナブル(持続可能)な社会というのは、個人もサステナブルでないと実現しないので、自分はこれなら続けられるなっていうことをコツコツやるのがいいと思います。

私はマイバッグを持ち歩くのが習慣になっていて、包装も極力お断りしているため、プレゼントをするときは風呂敷に包んでお渡しすることが多いんです。風呂敷を知らない海外の方には「これはまた別のものを包むときに使ってね」と言い添えるのですが、「pay it forward(良いことを次の人につないでいく)ね!」と、とても喜んでくれます。そういう反応を見るのも、私にとっては続ける原動力になります。

時代とともに高まってきた、環境に対する意識

――7月からはレジ袋が有料化されました。

環境問題への関心が高まるのは良いことですよね。うちの玄関にも大小さまざまなエコバッグを置いていて、それぞれが必要な大きさのものを持って出かけています。ここ4、5年は、ファッション誌でも「エコ=カッコいい」という切り口で紹介されることが増えてきて、世の中の意識もだいぶ変わってきたように感じています。

そういえば、ペットボトルもずいぶん様変わりしましたよね。「い・ろ・は・す 天然水 100%リサイクルペットボトル」が出てきたときは、ラベルもはがしやすいし、簡単につぶせるし、本当に驚きました。きれいな状態でリサイクルに回しやすくなったので、ありがたいです。

――「い・ろ・は・す 天然水 100%リサイクルペットボトル」はコカ・コーラシステムの商品ですが、早見さんは1983年にコカ・コーラのCMに出演されていましたよね。

二週間、ハワイに滞在しての撮影でした。偶然にもロケ地が昔住んでいたマンションの近くだったりして、とても楽しかったです。

早見優さんが語る、「エコ」を心地よく続ける方法

――当時はコカ・コーラのガラス瓶を持っての撮影でしたが、家庭用の1.5ℓのペットボトルが登場したのはちょうどその一年前のことでした。

そうでしたね。それから500㎖のペットボトルも出てきて……。コーヒーの缶もですけど、コカ・コーラさんの扱っている商品の容器って、みんな昔よりも軽量化されてますよね?

――コカ・コーラ1.5ℓのペットボトルでいうと、現在は発売当時のものより33gも軽くなっているそうです。軽い方がトラックで商品を運ぶときのCO2の排出量を抑えられますし、つぶしやすいとリサイクルのために回収するときも一度に大量に運べるようになります。

飲みきれなくて捨てちゃうのはもったいないから、私もペットボトル飲料は重宝しています。日本は、海外に比べてもペットボトルの回収率もリサイクル率も高いんですよね(※下グラフ参考)。駅のホームでも、降りたときにみんな自然と専用のボックスに投入していますが、これは外国ではなかなか見られない光景です。

早見優さんが語る、「エコ」を心地よく続ける方法

出典:PETボトルリサイクル推進協議会

きちんと資源として回収すればゴミにはならないので、これからも、買う以上は責任を持って資源の循環の輪の中に戻してあげたいと思います。

肌で感じられる自然を残していくために

――環境に配慮した容器の開発や、空き容器の回収・リサイクル活動を率先して行う企業については、どのような印象をお持ちでしょうか。

今は情報を開示している企業が多いので、リサイクルやリユースの取り組みに関しても、知ろうと思えば調べられる時代。環境に配慮している企業の商品を選びたいという意識は強いです。

たとえば今販売されている「い・ろ・は・す 天然水 100%リサイクルペットボトル」は、使用済みペットボトルから新たなペットボトルを作ることで100%資源を循環させることができているそうですが、それを知ると、他のお水を買おうという気持ちにはならないですよね。やっぱり、がんばってくれている企業を応援したいですから。

――早見さんは、次世代にどんな世界を残していきたいですか?

私は、生まれ育ったハワイのアラモアナの海が大好きなんです。海辺でふと自分の足元を見ると、いつも水が澄んでいて心地よかった。デビューが決まって日本に来たときは、どこからか風にのってキンモクセイの香りがしたことを今でも覚えています。そういった、目だけでなく肌で感じられる自然を、子どもや孫の世代にも残してあげたいですね。

そのために、自分にできることは何か。地球規模で考えると気が遠くなりますけど、じゃあ、「自分の部屋は? 地域は? 国は?」と範囲を少しずつ広げて、そこをきれいにするためにできることを考えていくと、最終的には地球の環境を良くすることにつながっていく気がします。これからも、私は自分ができる小さなことを一つひとつ、積み重ねていくつもりです。

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日本コカ・コーラ社内に設置されているリバースベンディングマシーン(ペットボトル回収機)。コンビニや公共スペースなどで見かけることも多くなった

(文・渡部麻衣子 撮影・山田秀隆)

    ◇

早見優(はやみ・ゆう)
歌手。二児の母。3歳から14歳までグアム、ハワイで過ごす。上智大学比較文化学科卒業。1983年にリリースされた「夏色のナンシー」は、自身が出演したコカ・コーラのCMイメージソングになった。

 

コカ・コーラシステムが手がける
持続可能な容器への取り組み

 

清涼飲料(原液)の製造販売を担う日本コカ・コーラと、製品の製造・販売を行うボトラー社などで構成されているコカ・コーラシステム。日本のコカ・コーラシステムは、グローバルビジョン「World Without Waste(廃棄物ゼロ社会)」に基づき、「設計」「回収」「パートナー」の3本の柱から成る「容器の2030年ビジョン」を策定。2030年までにすべてのPETボトルを100%サステナブル素材に切り替えることなどを骨子とした日本独自の環境目標を設定し、その実現に取り組んでいます。

 

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