2021年のラッキーカラーを着こなすコツ
文: シトウレイ
シトウレイです、こんにちは!
何かといろいろあった2020年ももうすぐ終わり、新しい年を迎えます。
いやはや本当、みなさまお疲れ様でした!
2020年の私たちは頑張った! 良くやった!
お疲れ自分、お疲れみんな!
世界中で「お疲れ様!」を言いあって、頑張った自分たちをたたえ合おうではないですか。そして2021年は今よりきっと良い世界になることを祈って2020年を締めくくりましょ!
さ、それが出来たら目を向けるのは来るべき2021年。
来年何着る? どう着こなす?
今回は「2021年ラッキーカラーを着こなす」というテーマでお届けします。
つ、ま、り、「テンションが上がる服を着ましょう」ということです。
「ラッキーカラーを着てる」って、それだけで何だか幸先(さいさき)いい気がしませんか?
ご利益がありそうでワクワクしませんか? 真偽のほどはさておき、今私たちに必要なのは「テンション上げていこう!」というそのマインドだと思います。
「元気があれば何でも出来る!」アントニオ猪木さんの名言の通り、元気を出して2021年を迎えるうってつけの色は、私的にはシルバーとピンクです!
と、いうことで「シルバーの着こなしのコツ」についてご紹介させてください。
こちらの写真はいつかのパリで見かけたマダム。
ネイビーのニットにシルバーのタイトスカート、赤ワインのようなボルドーのベルトとギンガムチェックのバッグがポイントになっています。何より目を引くのは、このアルミホイルのようなキラキラシルバー!
おしゃれ偏差値が高すぎて、ちょっと私には無理ですわ……とブラウザを閉じようと思ったあなた、しばしお待ちを。シルバーやゴールドといったキラキラアイテムも、ちょっとしたコツがあれば簡単イージーに着こなすことができるんです。
ここでは「彩度ずらし」というテクニックのご紹介をしたいと思います。
ポイントはまず、着こなしにおける「色」。
「銀」はピカピカした光沢をなくすと(つまり彩度を下げると)グレーっぽい色になります。
つまり、「シルバー=グレー」と考えてOK。グレーは、何にでも合わせやすいベーシックカラーです。
同様に金色も光沢をなくすとベージュっぽい色になるかなと思います。
こんな風にキラキラアイテムを、彩度を変えてベーシックカラーとして考えると、取り入れる際のハードルも、グググンと下がると思います。
さてこのシルバー。
何色と合わせよう、と迷ったときは、最初は彼女のように白、紺、ブラウン、ベージュといった所謂(いわゆる)「ベーシックカラー」と合わせると奇麗にまとまります(彼女の場合は紺色をチョイス)。
もう少しチャレンジしたいなっ……と思うときは、彼女の身につけている小物に注目!!
ボルドーのベルトやギンガムチェックのバッグなど、色&柄物アイテムをちょっと追加すると、上級者っぽい着こなしに変身。初心者の方は例えばベルトだけ、バッグだけ、といった一点集中色柄投下をはじめるのがオススメです。
ラッキーカラーを身につけて、運気もアップ、テンションもアップで、2021年もファッションを楽しんでいきましょう!
ではまたみなさん、2021年この連載でお会いしましょう&良いお年を!
(文・写真 シトウレイ)
写真集『Style on the Street:From Tokyo and Beyond』を発売
〈シトウレイさんより〉
何を着るか、ではなくどう着るか――。
美しい写真を撮ることや、クールな瞬間を切り取るのが目的ではなくて、リアルなファッションの「そのまま」を切り取ることが、私のスタンスであり、ポリシーです。市井のスタイルやファッションは、今すぐにでも取り入れやすいコツやヒントに溢(あふ)れています。
この本が、あなたの毎日を、豊かに心地よく、笑って楽しく過ごす一つのきっかけになりますように。
Enjoy Fashion!