小さなご褒美 年末年始プレゼント企画

川村明子さん&室田万央里さん パリの移民文化と「故郷の味」と。おいしいコラムを、2021年も

クリスマスやお正月、本来なら心浮き立つ季節なのに、今年はそんな気分にもなれなくて……。コロナ一色だった2020年、様々なライフスタイルの変化や我慢を乗り越えてきた私たち。「2020年、お疲れ様でした!」「2021年がよりよい年になりますように」。そんなメッセージを込めて、12月25日~1月5日、10の連載の筆者陣がセレクトした逸品をプレゼントする企画「小さなご褒美」をお届けします。今日は、パリからおいしいコラムを届けてくれる「パリの外国ごはん」の川村明子さんと室田万央里さん。パリの雑貨店で選んだのは、おふたりらしいエキゾチックなアイテムです。

 
川村明子さん&室田万央里さん パリの移民文化と「故郷の味」と。おいしいコラムを、2021年も
川村明子さん&室田万央里さん パリの移民文化と「故郷の味」と。おいしいコラムを、2021年も

川村明子さん&室田万央里さん パリの移民文化と「故郷の味」と。おいしいコラムを、2021年も

川村明子

東京生まれ。大学卒業後、1998年よりフランス在住。ル・コルドン・ブルー・パリにて製菓・料理課程を修了後、フランスおよびパリの食を軸に活動を開始。パリで活躍する日本人シェフのドキュメンタリー番組『お皿にのっていない時間』を手掛けたほか、著書に『パリのビストロ手帖』『パリのパン屋さん』(いずれも新潮社)、『パリ発 サラダでごはん』(ポプラ社)、『日曜日はプーレ・ロティ』(CCCメディアハウス)。現在は、雑誌での連載をはじめnoteやPodcast「今日のおいしい」でも、パリから食や暮らしにまつわるストーリーを発信している。

 

川村明子さん&室田万央里さん パリの移民文化と「故郷の味」と。おいしいコラムを、2021年も

室田万央里

無類の食べ物好きの両親の元、東京に生まれる。17歳でNYに移り住んだ後、インドネシア、再び東京を経て14年前に渡仏。モード界で働いた後に“食べてもらう事の喜び”への興味が押さえきれずケータリング業に転身。イベントでのケータリングの他、料理教室、出張料理等をパリで行う。野菜中心の家庭料理に妄想気味のアジアンテイストが加わった料理を提供。理想の料理は母の握り飯。未だその味に到達できず。

 

2020年は、どんなことを感じた1年でしたか

川村 1カ月が経ったくらいの感覚でいると、実際は3カ月が過ぎている、そんなこれまでに体験したことのない時間の流れを感じた年でした。同時に、こんなにも意識を前向きに過ごした年も、初めてだったように思います。気持ちの運び方が難しいことはいくつもありましたが、師走に入る頃には、峠を越えられたかのようなとてもスッキリした気分になりました。

昨年1年で、自分の“好き”を感じるアンテナがすごく敏感になった気がしますね。結果、どこか自分が以前よりも強くなったように思います。“ありがとう”と“うれしい”を抑えることなく、まっすぐに伝える場面が格段に増えたことがそうさせたのかもしれません。そんなわけで、新たな年が明けるのが楽しみでした。
 

室田 コロナ以外何かあったっけというくらいコロナに振り回された2020年。ロックダウン中、強制的に日常が中断された中で、今後私は自分の、そして自分の家族の未来のために、どうやって生きたいのかを深く考えた1年でした。

今後また日常をひっくり返すような事態が起きた時に、地に足つけて、なるべく身軽に自分の手と感覚に頼り、周りにあるものだけで豊かな食生活を送るにはどうすべきか、を常に意識するようになりました。以前から食生活のメインは野菜だったのですが、ロックダウンの後、自分が一番心地よいかな、と感じるほぼヴィーガンの食生活にシフトしました。これがなかなかおいしい食生活。野菜だけでも、というか野菜のみだからこそのおいしいレシピを発見するのに夢中になっております。

2021年を、どんな年にしたいですか

川村 軽やかに過ごしたいですね。前を向いて、いつも気持ちの良い風を感じていたいなぁと思います。その自分の感じる心地よさを、文章にしたためて、あるいは映像や音声に乗せて、人々に届けたいです。ふわっと風を感じてもらえるようななんらかを作り、発信し続けていきたいと思っています。今、毎日更新でつぶやきをつづるような日記をnoteで書いているので、よかったらのぞいてみてくださいね。
 

室田 いままでは自分が作ったものを実際に食べてもらう、ということをメインに仕事をしてきましたが、今年は自分のレシピを人に伝えて、その人の食生活がより豊かになるお手伝いをすることがもっとできたら良いなあと思っています。私はパリに住んでいるのですが、オンラインで色んな国に住んでいる方に向けて料理教室をできたらな、と計画中です。興味のある方は、私のInstagramアカウント@maorimurotaをよかったらフォローしてください。

&w読者へメッセージを

川村 連載「パリの外国ごはん」の最初のきっかけは、室田万央里さんと一緒にアジア諸国をめぐり、その旅&食紀行をイラストと文章でつづろう、と考えたことでした。その後、“パリで旅する外国ごはん”とテーマは変わったわけですが、自分も外国人として暮らす街で、やはりどこかの国からパリに移り住んだ人々が故郷の味を振る舞う店を訪ね歩くことは、想像をはるかに超えた、心に響く活動となりました。

北アフリカ料理であるクスクスが、学校給食で出ることもあるフランスは、至る所に移民文化が混在しています。パリが併せ持つそんな日常の一面を、旅する気分で発掘しつつ、時には、なじみのない味に驚きながら、これからもお届けしますね。
 

室田 連載を読んでいただいている方、本当にありがとうございます。一日も早く日常が戻って、おいしい外国ごはんのお店を、川村明子さんと一緒に皆様に紹介できる日がきますように。

いやもう、何より私自身、外国ごはん欠乏症がひどい。満たされぬ外国ごはん欲をどうにかしようと四苦八苦している私の姿が垣間見える「パリの外国ごはん そのあとで。」では、これからも「うまい!」と誰もいないキッチンで一人叫ぶ、私の渾身(こんしん)の想(おも)いが詰まったレシピをお届けしたいと思いますのでよろしくお願いします。2021年が皆さんにとって良い年となりますように!

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    川村さんのプレゼント インド雑貨のセット

    川村明子さん&室田万央里さん パリの移民文化と「故郷の味」と。おいしいコラムを、2021年も

    パリ10区のインド街にある「VELAN」でセレクトした、サンタル(白檀〈ビャクダン〉)のお香、VELANオリジナルのミックススパイスと布バッグを、セットにして1名様に。

    「いつもスパイスやお香を買いに行く、インド雑貨&食材店で選びました。私は、毎朝、窓を開け空気を入れ替える時にお香を焚(た)きます。サンタルは浄化作用もあるそうで、お気に入りの香りの一つです。VELANオリジナルのミックススパイスは、八角、黒胡椒(コショウ)、シナモン、クローブ、メース、グリーンカルダモンが入っていて、チャイを作るのにぴったりです。炊き込みごはんにも使います。VELANの布バッグに、封を切る前のスパイスをストックしておくと、異国気分が高まるんです」(川村さん)

    川村さんのプレゼントへの応募はこちら(1月15日〈金〉締め切り)

    室田さんのプレゼント 料理用バットとレンゲのセット

    川村明子さん&室田万央里さん パリの移民文化と「故郷の味」と。おいしいコラムを、2021年も

    タイ製アルミの正方形バット(約31センチ四方のものと、26センチ四方のもの計2点)と、ステンレスレンゲ(4点)をセットにして1名様に。

    「私の日常に欠かせない二つです。バットは軽く、正方形って不思議と料理の下準備をしていて色んなものが作業台に載っていても非常に収まりがいい。餃子(ギョーザ)、コロッケ、おにぎりなど数多く作るものを載せていくと、スッと数えやすいのでケータリングにも重宝。雰囲気があるのでサラダを盛って大皿がわりにも使います。取っ手がついていて引っ掛けられるのも良い。レンゲは重ねられて、場所を取らない。大人数の煮物なんかをよそう時にも小さすぎず、自分一人で汁麺やカレーを食べる時にも大きすぎない。毎回食卓に、料理準備中にと大活躍で絶妙な大きさに感心します」(室田さん)

    ※小さいバットには傷がついています。ご了承の上、ご応募ください。
    室田さんのプレゼントへの応募はこちら(1月15日〈金〉締め切り)

     

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    ※抽選に際しては、条件に同意のうえ不備なく応募してくださった方を対象といたします。
    ※応募後の取り消し、およびお問い合わせはお控えください。
    ※日本国内のご住所のみの対応とさせていただきます。ご住所の入力がない、もしくはご住所に間違いがあり商品が送付できなかった場合は、当選を辞退されたとみなし発送を停止させていただきますので、あらかじめご了承ください。
    ※当選の権利を他人に譲渡することはできません。
     

    川村さんのプレゼントへの応募はこちら(1月15日〈金〉締め切り)

    室田さんのプレゼントへの応募はこちら(1月15日〈金〉締め切り)

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