よなよなハンコ

分厚すぎて痛いメガネ さてどうしよう?

消しゴムハンコ作家で、忌野清志郎さんの長女・百世(ももよ)さんの連載「よなよなハンコ」。今回はメガネを新調したお話です。視力が落ちた百世さん。レンズが変わったせいで、顔にある不調が現れてしまい……!?

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先日、新しいメガネを作りに行ってきました!
普段はコンタクトをしていて、メガネは家でたまにかける感じだったんですが、今持っているメガネが何年も前に作ったもので、かけてるとズレるようになり度数も合わなくなっていたんです。

家用だから、フレームは何でもいいかと思ってメガネ屋さんに行ったら、思った以上に悩みまくり! カタチと色で印象も変わるからむずかしい~。でも絵を描くときに、フレームがあまり視界に入ってこないのが良かったので、上の部分だけにフレームが付いている、ハーフリムというのにしました。

「頭が良さそうに見えるね~」と家族に言われたけど、一体普段はどうみえてるんだろ?

家で使うなら、とお店の人がオススメしてくれたレンズ代込みでお手頃なフレームにしました。ところが完成したのを見たら、「ぶあつっ!!」って思わず言っちゃうくらいレンズが厚かったんです。視力が悪いとそうなるのをすっかり忘れていた……。横から見ると7ミリくらい厚みがある。前に作ったのは、測ったら4ミリだったので薄型レンズだったのかも? 視力がたぶん今よりよかったのもあるけど。

でも一生割れなそうだしいいや~と思い、帰ってからつけたら鼻パッドの部分にじわじわ痛みが! やっぱりレンズが重いから? と思いつつ、何日か様子をみてみようと鼻パッドにつけると痛みが軽減されるという、シリコンのシールを注文。

でも今痛いのはどうしよう? 前のメガネは度が合っていないし、だからといって裸眼だと全部がボヤけて見える。家の中でコンタクトをつけるのもなぁと考えていたら、ハッと思いついた!

ガーゼを折りたたんで、鼻パッドの部分にテープで付ければクッションになっていいんじゃないかと。
見た目はめちゃくちゃダサいけど、ちょっとだけならいいなと思って付けてみたところ、全く痛くない! しかもガーゼの分高さがでて、笑うと頰に分厚いレンズがあたっていたのも解消された。

これはなんていいものを作り出したんだー! と家族に見せに行ったら、私のガーゼメガネに兄が目を丸くして驚いてて面白かったっけ。
「眉間(みけん)だけ狙われた人かよ! ヤッターマン かよ!」とかいろいろ突っ込まれたけれど、つけてる本人はとても快適で、結局2日くらいそれで過ごしたんですけどね。
その間ずっと家族はガーゼにしか目がいかなかったみたいだけど。

今回の消しゴムハンコは、よく見えるーと感動するメガネの女の子です。メガネのキャラは普段あまり描かないので、これから増やしていきたい〜。

ちなみに、鼻パッドが届いたら痛みも引いたのでご心配なく!

先日の大きな地震があったとき、万が一に備えて普段もメガネを持ち歩いたり予備のメガネも必要かなと思ったので、今度は薄型レンズのも作ってみようかな。

百世

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PROFILE

百世

消しゴムハンコ作家。東京都在住。
2013年1月より消しゴムハンコなどの創作活動を開始。
2014年4月、初の個展「一粒万倍 百世のモモ版画」を銀座のギャラリー403で開催。以後、忌野清志郎「ネズミに捧ぐ詩」の装画やファッションブランドZUCCaとの展覧会、CDジャケット、ロゴマーク、ドラマのタイトルバックやフェスのグッズなども手掛けている。
2018年10月には犬猫グッズの「わんコレ」からコラボ商品が発売された。
https://www.momoyo-hanko.com/

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