よなよなハンコ

学生時代を思い出す? 百世流のインク整理術

消しゴムハンコ作家で、忌野清志郎さんの長女・百世(ももよ)さんの連載「よなよなハンコ」。いつのまにか増えていく、消しゴムハンコ用のインク……。百世さんが思いついた、インクの整理方法とは?

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最近、いつも消しゴムハンコを押すときに使っている、インクパッドの色見本帳をつくりました! コツコツ集めていたら、いつの間にかインクが400個くらいになってしまい、持っている色を把握するのが難しくなってきたんですよね。

インクにもいろんな種類があって、紙以外にも布や金属、木材、プラスチックなどにも押せるインクがあるのですが、他の素材に押すとハンコの印象がまた変わって面白かったり。それでまたいろいろと集めちゃうんですよね~。

持ってるインクとインクの“中間の色“が使いたくて、混ぜて使うこともよくありますね。色の組み合わせ方や紙の種類次第では同じ色を使っていても見え方が変わったりするので、色決めって結構悩むことが多いんです。

それなので色見本帳があったら、手元にあるインクの把握もできるし、色の組み合わせで迷うことも減りそうかな、と思い立ってすぐ作ることに! カッターで紙を同じ大きさに切っていき、その紙にハンコをひとつずつ押していきました。さらにインクのブランド名と色番号、色の名前も記入し、最後にパンチで穴をあけ、ヒモかカードリングを通したら一枚が完成!

学生時代を思い出す? 百世流のインク整理術

単語帳のようにペラペラとめくれる仕様になりました。これなら新しいインクを買っても追加できるからいいな。学生のとき作った英語の単語帳は作って満足して終わっていたけど、これはちゃんと使えそう! 英語表記で書いたので、ついでに色の英単語もいっぱい覚えられそうだ。

いつも馴染みがある色をよく使いがちだったので、これで今まで出番があまり無かった色もガンガン使っていけそうです。実は、色が分かりやすいように同じペンギンのハンコを押して作ったのですが、色を変える度に拭き取って、また違う色を押していくのが思った以上に時間のかかる作業だったので、まだまだ全く作り終わらなそうなんですけどね……!

今回の消しゴムハンコは、色見本帳を作る女の子です。まわりにいるのはインクパッドのキャラクターたち。全部で11色使い、カラフルな作品にしてみました!

つくりかけの色見本帳を使ってみたら、こんな色も持ってた、って気付くことができました。これから使っていくのが楽しみだな〜。

さて、よなよなハンコもあと少しで終わりを迎えることとなりました。あと数回ですが、楽しく書いていけたらいいなと思っています。最後までよろしくお願いします!

百世

【編集部より】
「よなよなハンコ」は3月18日と4月1日、残り2回のエピソード配信をもって終わります。最後までぜひお楽しみください。

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PROFILE

百世

消しゴムハンコ作家。東京都在住。
2013年1月より消しゴムハンコなどの創作活動を開始。
2014年4月、初の個展「一粒万倍 百世のモモ版画」を銀座のギャラリー403で開催。以後、忌野清志郎「ネズミに捧ぐ詩」の装画やファッションブランドZUCCaとの展覧会、CDジャケット、ロゴマーク、ドラマのタイトルバックやフェスのグッズなども手掛けている。
2018年10月には犬猫グッズの「わんコレ」からコラボ商品が発売された。
https://www.momoyo-hanko.com/

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