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写真写りのよいメイクって?

  • 吉川康雄
  • 2014年3月14日
  • 撮影メイクのスナップ写真(フラッシュあり)。自然な艶肌の感じを出すためにハイライトの艶を抑え、アイシャドウのハイライトもミニマム。ギラつかないきれいな艶肌メイクに写ります(吉川康雄撮影)

  • 撮影現場のバックステージ(フラッシュなしのスナップ写真)。艶肌は、フラッシュなしでとるのが一番きれい(吉川康雄撮影)

  • 撮影用メイクのテーブル。フラッシュのようなライトがいっぱいついています。光が当たった時のメイクの見え方が分かるためです。ここできれいなら、フラッシュが当っても大丈夫なのです

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 「写真写り」で悩める女性って、結構多いようですね。仕事柄、写りの善し悪しにかかわるメイクに詳しいボクでも、日常のスナップ写真はトリッキーで難しいと思うのだから、悩むのも当然? それでも世の女性たちが目指す「写真写りのよいメイク」のコツ、教えちゃいますね。

 よく聞くのは「鏡で見ると完璧なのに、写真だと顔がギラギラ光ったり、白く浮いちゃう……」というお悩み。これらはすべてフラッシュの仕業! 写真写りは見た目から全く別物に変えてしまうから起こる悲劇なのです。それに合わせたメイクの工夫って、必要ですよね。

 まずは、ギラギラのテカリ顔。最近流行りの艶肌メイクは、フラッシュを反射し過ぎてこうなりがちです。光を受けてハイライトになるTゾーンと小鼻の周りの艶を重点的に抑え、顔の影になる部分の艶感はそのままに。こうすることで、フラッシュを使ってもギラつかない艶肌に仕上がります。とはいえ、見た目きれいな艶肌は、そのままをフラッシュなしで撮るのがベスト! ちなみにボクの知ってる艶肌さん、いつも写真を撮られる時は「フラッシュなし」って指定しています。

 次は白浮き顔。原因はおもに顔とデコルテの色が合ってないこと。見た目自然なのにフラッシュで白浮きしちゃう人は、おそらくハイライトが白すぎるかパールが入りすぎなのでは? パール艶を抑えるお粉が要チェックですね。顔色を明るくするものは、フラッシュが当たると白浮きの原因に。できるだけ顔色に忠実な色のお粉で抑えましょう。顔色が均一になって、のっぺりとして大きく見えがちですが、自然なチークを広めに入れることで、自然な血色感と小顔効果が生まれて白浮き感が抑えられますよ。

 リップグロスも見た目セクシーですが、フラッシュをたく時は要注意。輪郭まで消えちゃうくらいギラギラに写ることも。そんな時は、ほどよい艶に抑えられているリップスティックを使いましょう。輪郭がなくなる人にはリップペンシル。太めの芯のリップライナーは、自然で優しい輪郭なのでお薦めです。

 最後のフラッシュ注意ポイントは、アイメイクの眉下に入れるパール系ハイライト。女子力アップ、かわいいはずのキラメキも、フラッシュされるとギラついたアイメイクに変身しちゃうので、つけすぎは絶対NG。反対に、まぶたに入れる目力アップの影色には、パール系がお薦めです。アイメイクを自然に軽やかに見せるから。

 こんなふうに、フラッシュのいたずらはコツさえつかめば、対策は以外と簡単。しかも目の下のクマを消したり、暗いところでは手足に立体感をつけて細く見せたりと、よいこともたくさんあるんです。

 とは言うものの、フラッシュはオートだったりします。ついたりつかなかったり……。メイクの都合もあるし「どっちなんだ~!」って思いますよね。だからトリッキー、悩ましいのです。

PROFILE

吉川康雄(よしかわ・やすお)

吉川康雄

メークアップアーティスト 1959年、新潟県生まれ。1983年から活動を開始し、ファッション誌や広告制作で活躍後、1995年に渡米。フリーランスとして各国のVOGUEなどの表紙をはじめ、著名ブランドの広告、コレクション、セレブリティのポートレイト用メークなど、幅広く活躍中。ヒラリー・クリントン国務長官や、カトリーヌ・ドヌーブらも手がけた。 約2年の準備期間を経て2008年3月からはカネボウのブランド「CHICCA」のブランドクリエイターを務め、素肌の美しさを引き出すナチュラルなツヤ肌にこだわったメイクを提案している。

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