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細く長くツヤのあるマスカラで

  • 2018年3月7日

(写真右)プラダ18年春夏コレクション、(写真左)クリスチャン・ディオール18年春夏コレクション=いずれも大原広和氏撮影

 この春夏のメイクトレンドの中で、コスメが大好きな日本女性に受け入れがたいのが、マスカラのつけ方だろう。プラダ=写真右=もヴァレンティノもバレンシアガもルイ・ヴィトンも、多くのメゾンの目元はこざっぱりとして、アイラインもマスカラもほとんど使われていない。

 今シーズンらしい繊細なレースやチュールにも、スポーティーなファッションにも合うし、人工的なPVC(ポリ塩化ビニール)にも対照的で似合う。一般的には、アイラインやマスカラは目のフレームをはっきりさせ、目ヂカラをアップする。しかし、今回のフレームなしの“素のまつ毛風マスカラ”は、フレッシュで若々しく、人工的な印象を排除。“生”を感じさせる女性らしさを見せる。

 だけど、目ヂカラの薄れかけた私のような40代の日本人女性が普段のメイクに取り入れるには、ぼやけ過ぎて危険なトレンドなのだ。

 一方でクリスチャン・ディオール=写真左=のように上下に根元からたっぷりとマスカラをつけてドーリーな印象にするのも、個人的にも年齢的にもややハードルが高い。日本で可愛らしいマスカラをして良い大人の女性は、黒柳徹子さんや浅丘ルリ子さん、水森亜土さんのような永遠に乙女心を持っているタイプだけだと私は信じている。

 トレンドを取り入れつつもぼやけない目元のためには、根元からまつ毛の先に向かって細く長く、ツヤのあるスマートなマスカラの仕上げが必要。例えば、美しく繊細な仕上がりが評価されているクリニークの「ラッシュパワーマスカラ・ロングウェアリング・フォーミュラ」。素まつ毛風にツヤとカールをキープするクリアなM・A・Cの「ブロウ・セット・クリア」もおすすめだ。

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 トレンドのファッションを着こなすには、盛らなすぎも盛り過ぎもダメ。こんなスマート感が大事なのだ。

(ファッション・ビューティジャーナリスト 松田アヤノ)

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PROFILE

松田アヤノ(まつだ・あやの)ファッション・ビューティジャーナリスト

写真

1971年生まれ。日本版「VOGUE」などを経て、2006年に独立。ファッションとヘアメイクのトレンドを取材している。

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