ROPÉ SISTERS 50TH ANNIVERSARY

スタイリスト・辻直子が作る、ロペを着たときの「なんかカワイイ」[PR]

  • 2018年4月20日

  

 ロペ50周年のプロジェクトをディレクションするのは、辻直子さん。ファッション誌を中心に、働くアラサー、アラフォー女性から絶大な支持を得る人気スタイリストだ。この仕事を目指した原点、そして、今回のプロジェクトで表現したいこと、伝えたい思いを語る。

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洋服が好きになったきっかけ

――スタイリストを目指したのは?

 目指したというより、10代にはすでに「スタイリストにしかならない」と決めていました。小さいころから洋服がとにかく好きで、それ以外の仕事につくという選択肢がなかったのです。

 洋服が好きになったのは、父の存在が大きいですね。父は普通の公務員なのですが、とても洋服が好きで。私や姉にも服だけは好きなものを買ってくれましたし、「それはこう合わせた方がいいよ」というコーディネートチェックもありました。そんな父のおかげもあって、ほしい服は自分の目で選び、コーディネートできるように。当時の遠足の写真とかを見ても、われながらちゃんとまとまってるんです。

 スタイリストの仕事をするようになっても、父の言うことにはハッとさせられることが多くて。若いころの雑誌の仕事で、妥協ではないものの自分であまり気に入っていないページがあったのですが、それを見た父が「自分でいいと思ってないだろう」と。見透かされてる! ってビックリしました。逆に私の大好きなページに仕上がったときは、すごくほめてくれる。それも「ここがいい」と、私がこだわった部分を的確に。雑誌のページからも伝わるんだと気づけたことは大きかったし、うれしかった。洋服が好きになり大事にしようと思えたのは、父のおかげだと感謝しています。

――幼くして「選ぶ力」を持てたことはすごいですね。

 いいと思ったものを選ぶことの大切さを知ったのは、ちょっとショックな出来事がきっかけでした。実は小学校のころ、先生から母への連絡帳に「そういう服は着せないでください」と書かれて。確かに周りの子と比べるととんがったファッションをしていたかもしれないけど、私は裸で学校に行ったわけでもないし、誰かのものを取ったわけでもない。なのになんで? と。母にも怒られると思ったのですが、しかし、母は「何も悪くない。このままでいいよ」と言ってくれました。

 自分が好きなものは自分で選ぶんだ。そう強く思いました。それは今も変わりません。仕事をする上ではもちろん調和は大切ですが、絶対に譲っちゃいけない部分がある。私にとってそれは、いいものを選び、伝えていくこと。スタイリストとしてそれを一番大切にしています。

――スタイリストとして、日本の今のファッションをどう見ていますか?

 テイスト、ジャンル、メンズとレディスさえも、垣根がなくなってきていると感じます。スタイリストのキャリアをスタートさせたころは、ファッション誌もモード、コンサバ、ストリート、ギャルなどとジャンル分けされていて、当然テイストもまったく違いました。でも私は「そんな窮屈な垣根、なくなればいいのに」と思っていたんです。それが、時代が変わり、もっと自由でいいとみんなが思い始めた。ファッションは、ジャンルやテイストを超えることでいろんな気分が味わえるものですから、そういう風潮になってきたことは純粋にうれしいですね。

  

「キレイな面」を作り出す、辻直子のコンサバティブ

――ロペ50周年のプロジェクトをディレクションされます。ロペというブランドに対してどのような印象、思いがありますか?

 まず50年続いているということが素晴らしい。なくなるブランドもたくさんある中、長く続けられるということは、その時代を生きる女性たちにきちんとアプローチし選ばれているからこそだと思います。ファッションに限らず、ものも情報もあふれる今、一世風靡して流行るということは難しい時代になってきています。そんな中でロペは、「後ろ髪を引かれる」と思わせる何かを残せてきたのではないかと思っています。

――今回はロペの血統を引く3ブランド「ロペ・シスターズ」のディレクションを担当されます。それぞれのブランドで目指していることは?

 「長女」のロペについては、私が考えるコンサバティブを提案しようと考えました。それは「どこかキレイな面を作ること」。アイテム、素材、シルエット、質感などでキレイな面を作るのです。「コンサバティブっていうけど、そういうテイストじゃないよね」と言われることがありますが、私にとっては、この形でこの色のバッグを選ぶ、ニットのワンピースならこの織を選ぶ、そのことによってキレイな面を作り出すことが「コンサバティブ」なのです。

 そこで注目したのが「ロペネイビー」。ネイビーは女性がキレイに見える色の一つですが、こなれてないと地味に見えてしまったりと意外と難しい。ロペは、昔からネイビーで「トラディショナルでありモダンであるコンサバティブ」を表現してきました。もう一度この基本に戻り、「ロペネイビー」でコンサバティブ=キレイな面を作る、を提案していきます。

 アダム エ ロペは、セレクトショップの「なんでもある」というおもしろさを改めて伝えたい。クラッチバッグもピンヒールもあれば、水着もビーチサンダルもある、みたいな。アダム エ ロペというテイストの中で自由に遊べたら。「次女」は自由でいいんです(笑)。

 「三女」のロペピクニックは、「ちゃんとカワイイ」がテーマ。日本人は「カワイイ=甘い」と間違いがちですが、カワイイことと甘いことは違います。素材感、シルエットやカラーリングで、かわいくありながらキチンと見える。それが「ちゃんとカワイイ」。私が目指しているのは、どこかの街に暮らしている普通の女の子がその服を着たら「私、なんかカワイイ」と思える服。そう感じてもらえたら最高にうれしいですね。

 春夏物に続き、秋冬シーズンはさらにコンセプチュアルに展開していく予定です。楽しみにしてください。

  

――ファッションを楽しみたい、オシャレになりたい、あるいはファッションに悩んでいる……そんな女性たちにエールをお願いします。

 実は先日、ロペのショールームでサンプルのコートを試着しました。鏡に映った自分を見た瞬間に「ステキ!」と感じ、一気に気持ちが華やいだんです。こういうことが起きるから洋服ってやめられない。日々の忙しさに追われ、おざなりになることもあるけれど、毎日着る身近な洋服で気分が上がる。サプリメントと同じ効果が確実にあるんです。丁寧に大事に付き合っていただけたら。そう願っています。

(文・中津海麻子 写真・馬場磨貴)

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辻直子(つじ・なおこ)

雑誌『BAILA』『Marisol』『otona MUSE』など数多くの女性誌で活躍し、女優やタレントのスタイリングも手掛ける人気スタイリスト。CMや広告でのスタイリングやブランドのディレクション、コラボレーションなども行う。フェミニンで品良く、女らしいコーディネートは多くの女性から高い支持を得ている。

>>ロペ50周年 JUN 佐々木進社長 × スタイリスト・辻直子さん 特別対談は、こちら

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