クリトモのさかな道

久しぶり、ヒメコちゃん

  • 文・写真 栗原友
  • 2018年6月12日

東京・築地の「斉藤水産」で魚の修業をし、現在は子育てをしながら魚を用いた食育の活動などを行う、“クリトモ”こと栗原友さん。今週は、「かわいいヒメコちゃん」のいただき方です。ヒメコちゃんって……?

    ◇

黒目がちのかわいいヒメコちゃん

かわいいかわいいヒメコちゃんが出回る季節になりました。

このヒメコ、正式にはヒメコダイ。ハタの仲間です。この小さいのは稚魚かと思ったら、これで成魚のようです。

背開きは覚えると便利

家に帰って冷蔵庫を開けたらこの子らがいたので、とりあえず干物にしちゃえと思って背開きにして塩に漬けて冷蔵庫に寝かせておきました。前にも紹介しましたが、この季節は外に干すと腐りやすいので冷蔵庫の中がちょうどいいんです。

ただの焼き魚

で、まずはこのまま魚焼きグリルで焼いていただきます。ヒメコはハタの仲間なので淡泊で、非常にあっさり。焼いても脂がじゅわわというよりはふっくらほんわりという感じ。身の感じもあっさり食べやすい感じです。私にはちょっと物足りないかな? なので、天ぷらにしてみました。

天ぷらサイコー

するとあら、これはいいわ! フワフワ感が増して淡泊な身も衣のおかげで食べ応えのあるものに。

結論。ヒメコダイは揚げるのがうまい! ヒメコのフライをサンドイッチとかにしたらおいしいだろうなあ。ソースたっぷりでね。

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PROFILE

栗原友(くりはら・とも)料理家

写真

1975年生まれ、東京都出身。2012年から4年間、築地「斉藤水産」に勤務した。現在は料理教室を中心に活動する傍ら、魚料理の啓蒙や、魚を用いた食育に力を入れている。また、東京・浅草の遊園地「花やしき」内の居酒屋「夜のさわぎ」をはじめとする飲食店のプロデュースなど、幅広く活動中。近著に『クリトモの大人もおいしい離乳食』(扶桑社)、『クリトモのさかな道 築地が教えてくれた魚の楽しみ方』(朝日新聞出版)。http://kuritomo.co.jp/

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