クリトモのさかな道

いま一番お気に入りのお取り寄せと鱧子うどん

  • 文・写真 栗原友
  • 2018年7月10日

東京・築地の「斉藤水産」で魚の修業をし、現在は子育てをしながら魚を用いた食育の活動などを行う、“クリトモ”こと栗原友さん。今週は、鱧(はも)の子を、クリトモさんがいま特にハマっているお取り寄せの調味料でいただくお話です。おいしそう!

    ◇

生の鱧子。まあ、普通の魚の子ですね

鱧と言えば、骨切りしたものを湯引きして梅肉で食べたり、鱧寿司にしたり、鍋にしたり、色々ございますが、今回は身ではなく、「子」を食べます。鱧子。細かくほぐした後、そのまま料理に使うのかと思ったら、味付けで炊いたほうがいいんですって。

なぜか聞かなかったけど。磯臭いのかな? で、どうやって味付けしようか、今後どんな料理に使うかによって変わるので、パスタか、野菜とあえるか、色々考えていたのです。そしたらいいタイミングで、おか泉のうどんが届いたんです。毎年先輩がお中元やお歳暮に送ってくださる、ありがたーーーいおうどん。本当においしいんです。このうどんがきたからには、鱧子あえうどんだ! ということでトッピングを考えることに。

野菜ブイヨンで炊いた鱧子

どんなトッピングにするかによって鱧子の処理が変わる。いま私はボルディエの海藻バター(検索するといろんなところで売っています)が好きすぎるので、バター風味に決定。なので、鱧子はシンプルに野菜ブイヨンで炊くことに。

トッピングたち。ネギが家になかった……

野菜ブイヨンは気に入ってるのがあるのです。やまやの野菜ぶいよん。このブイヨンでみそ汁作ったら、家族が今日のみそ汁うまーい! とおかわりをしてくれました。このブイヨンを濃いめにして鱧子と一緒に炊いて焦げないように水分を飛ばします。粗熱をとって下ごしらえ終了。トッピングは海藻バターと海苔、しらすを少々。

完成。おいしそうでしょ!

熱々にゆで上がったうどんに、鱧子とバター、そしておか泉の特選醤油(しょうゆ)をほんの少したらして混ぜ合わせます。後半にしらすはほんの少し加える程度。いやー、最高においしい。鱧子って、たらこよりも上品でふんわりプチプチいい香りがします。

追いバター追い鱧子で痛風の人にはヤバめ

鱧子とバターもよく合う!これ、専門店やりたいくらい。築地に行く機会があったら、鱧子買ってみてください。炊き込みご飯や混ぜご飯もおいしいです。ちなみに、だしはやまやのうまだし、いま1番好きです。

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PROFILE

栗原友(くりはら・とも)料理家

写真

1975年生まれ、東京都出身。2012年から4年間、築地「斉藤水産」に勤務した。現在は料理教室を中心に活動する傍ら、魚料理の啓蒙や、魚を用いた食育に力を入れている。また、東京・浅草の遊園地「花やしき」内の居酒屋「夜のさわぎ」をはじめとする飲食店のプロデュースなど、幅広く活動中。近著に『クリトモの大人もおいしい離乳食』(扶桑社)、『クリトモのさかな道 築地が教えてくれた魚の楽しみ方』(朝日新聞出版)。http://kuritomo.co.jp/

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