朝日新聞ファッションニュース

パルコ広告の女性像、今も新鮮 イラストレーター・山口はるみ展覧会

  • 2018年8月3日

  

パルコの広告などで知られるイラストレーター山口はるみの作品を、コラージュにするなど新たな視点で構成した展覧会が東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーで開かれている。エネルギーあふれる女性像は、広告の役割を終えて数十年たった今も新鮮に映る。

会場でまず目に入るのは、赤い唇にふさふさのまつ毛、しなやかに大胆なポーズをとる女性たちのパネル。1969年にオープンしたパルコの広告でこうした女性像を描き、時の人となった山口は「経済的にも自立し自由に生きるという、アクティブな女性への発信だった。自らのセンスでファッションをチョイスする時代になった」と当時を振り返る。

広告のほか挿絵やJRA(日本中央競馬会)のために描いた馬など、60年代~2010年代の作品のコラージュがぐるりと取り囲む一室もある=写真。レースが印象的なドレス姿や化粧する女性など、原画も20点展示されている。

コラージュや展示構成を手がけたのは、グラフィックアーティストやアートディレクターとして活動するYOSHIROTTEN(ヨシロットン)だ。「40年ほど前の作品も色あせず、かっこいい。元気で強く、明るい女性が集まった圧倒的な作品群を見せたかった」と話す。(神宮桃子)

    ◇ 

8月25日まで。日曜・祝日休館。問い合わせは同ギャラリー(03-3571-5206)。

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