おんなのイケ麺

大根おろしがたっぷり。薬味好きにはたまらない「美加志屋」の天ざる 沢村豊子さん

  • 2018年12月31日

「美加志屋」の天ざる

家から徒歩数分の、近所のおそば屋さんなんですよ。でも店で食べたのは1度だけ。弟子が家に稽古にくる時にいつも出前をお願いしています。

弟子は丼なんかを頼んだりもしますけどね、私はいつも天ざるです。おつゆに入ったそばだと少し量が多いでしょ。天ざるくらいがちょうどいい。透き通るように白い二八そばに、カラッと揚がった天ぷらがうれしいんですよ。野菜ものが好きだから、肉厚なカボチャやナスの天ぷらがおいしくてね。いい油を使ってますよ。天つゆの大根おろしがたっぷりついているのも、薬味好きにはたまりませんね。

最近は落語や講談など、古典芸能が盛り上がっていてうれしいね。下火だった浪曲にも若い弟子が入ってきて、定席のお客さんも増えてきた。曲師は譜面を持たず浪曲師の節や啖呵(たんか)に即興で三味線を合わせるので、「ジャズだね」って言われることがあるんですよ。そんなところにも注目して楽しんでもらえたら。おいしいもので英気を養って、手が動く限り舞台に上がり続けたいですね。

    ◇

「美加志屋」東京都荒川区南千住5の30の1(電話03-3801-6549)。1150円。午前11時半~午後3時、5時~8時(ラストオーダーは30分前)。火曜日と1月1~4日休み。半径500メートル内は出前可。

沢村豊子さん

さわむら・とよこ 曲師。芸歴約70年の浪曲三味線の第一人者。東京・浅草の浪曲定席「木馬亭」(毎月1~7日)を拠点に活動。DVD「浪曲三味線 沢村豊子の世界」が発売中。


>>おんなのイケ麺 バックナンバーはこちら

[PR]

この記事を気に入ったら
「いいね!」しよう

今、あなたにオススメ

Pickup!