クリトモのさかな道

冷凍庫に入りきらない魚介類の調理法

  • 文・写真 栗原友
  • 2019年2月5日

我が家には冷凍庫が二つあります。一つは冷蔵庫の一番下の段。もう一つはガレージに設置したストッカー。その二つの冷凍庫がもう限界。しばらく冷凍庫のお掃除メニューで過ごすことにしました。

クスクスサラダ。苦い野菜と合わせるのが今の気分

今一番オススメなのは、クスクスサラダ。戻したクスクスにお好みの野菜を刻み、塩を振って焼いた魚をほぐし入れてオリーブオイルと塩、レモンなどで味付けをしたもの。サラダ感覚で前菜として食べるのが好きです。お弁当にもいいですよ。

スペシャルなリゾット。グラナパダーノ1/4サイズをいただきました

次はリゾット。私は生米から作りますが、余ったご飯、白ワイン、コンソメ、チーズがあればリゾット風になります。前出の材料を混ぜて火にかけ、塩焼きやソテーなど加熱した魚介類を混ぜ合わせて最後に塩、オリーブオイル、バターで味を調えたら出来上がりです。

汁気多めで作ってチーズを絡めるとちょうどいい固さになります

ちなみに私はかなりスペシャルなリゾットを作りました。仕事でチーズの塊をいただいたので、真ん中をくりぬき、その中にリゾットを入れて混ぜ合わせることで熱でチーズが溶けてチーズリゾットになる、といったもの。しかも具は軟らかく煮たアワビです。ちょっとまねしづらいですよね。でも全て冷凍庫に眠っていたものです。

クロムツのソテーのクリーム煮。大きさは隣に置いたスマホを参考にしてください

魚のソテーのクリーム煮は一番作っているかもしれません。魚の切り身が残ってしまったら、塩で下味をつけたら小麦粉をつけて油でソテーします。そのあと、白ワインを入れてふたをして蒸し焼き状態にして魚の中までゆっくり火を通します。水分がだいぶ減ってきたら生クリームを入れて煮込み、とろみがついたら塩で味を調えてできあがりです。

今回はフランス土産の乾燥モリーユ茸をいただいたので、モリーユ茸味の濃厚クリームにしました。魚は冷凍庫で場所をとって困っていた大きな黒ムツの尻尾の方、半身。この大きさで半身なんですよ。余った身はグラタンかパスタにもなるので是非作ってみてください。


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PROFILE

栗原友(くりはら・とも)料理家

写真

1975年生まれ、東京都出身。2012年から4年間、築地「斉藤水産」に勤務した。現在は料理教室を中心に活動する傍ら、魚料理の啓蒙や、魚を用いた食育に力を入れている。また、東京・浅草の遊園地「花やしき」内の居酒屋「夜のさわぎ」をはじめとする飲食店のプロデュースなど、幅広く活動中。近著に『クリトモの大人もおいしい離乳食』(扶桑社)、『クリトモのさかな道 築地が教えてくれた魚の楽しみ方』(朝日新聞出版)。http://kuritomo.co.jp/

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栗原友(くりはら・とも)料理家

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1975年生まれ、東京都出身。2012年から4年間、築地「斉藤水産」に勤務した。現在は料理教室を中心に活動する傍ら、魚料理の啓蒙や、魚を用いた食育に力を入れている。また、東京・浅草の遊園地「花やしき」内の居酒屋「夜のさわぎ」をはじめとする飲食店のプロデュースなど、幅広く活動中。近著に『クリトモの大人もおいしい離乳食』(扶桑社)、『クリトモのさかな道 築地が教えてくれた魚の楽しみ方』(朝日新聞出版)。http://kuritomo.co.jp/

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