ほんやのほん

湘南のリアルな空気感を発信「SHONAN TIME」

  • 文・若杉真里奈
  • 2019年2月11日

撮影/猪俣博史

  • 『SHONAN TIME』2019年3月号 トレスクリエイティブ 1000円(税込み)

[PR]

湘南と言えば、何を思い浮かべますか。海・山が近い、サーフィンが楽しめる、神社仏閣、おいしい食べ物……!?

雑誌「湘南スタイルmagazine」の元編集長である富山英輔さんが2017年秋に立ち上げた「SHONAN TIME」は、"湘南発信"を大切に、湘南のリアルな空気感や文化、暮らし方、情報がぎゅっと詰め込まれた季刊誌。地元愛の強い方が多い、ここ湘南で、創刊以来、新たなライフスタイル誌として安定して支持されています。

生き生き暮らす人たちが生み出す“特別な時間”

タイトルであるSHONAN TIMEとは“湘南に流れる特別な時間”のこと。「湘南のいいもの・いいこと・いいとこ すべて」「鎌倉の今」「湘南の暮らし方」など、毎号、さまざまなテーマのもと、SHONAN TIMEを鮮やかに切り取っています。

なかでも私が好きなのは、私自身、湘南に多いと感じる“すてきな大人”の生き方が垣間見られる企画。例えば創刊号では“湘南のアイデンティティーを発信し続ける小規模商業施設”として、湘南を代表する熊澤酒造、スポーティフ、サンシャイン+クラウドの3店が紹介されていますが、そのなかで3オーナーが成り立ちと共に、どういう哲学を持って変遷してきたのかを語られているのが興味深いです。

皆さん、自身の気持ちに正直に、夢に向かって行動されてきた結果、今があるのですが、大変な夢にもかかわらず、夢への歩み方がいい意味で実に軽やか。この3店は、憩いの場として、また人々がつながれる場として今、地元の方を中心に広く愛されていますが、これら3店で過ごせるSHONAN TIMEも、海と山に恵まれた環境のもと、心地よさを大切に、自然体で生き生きと暮らす人たちだからこそ、生み出せたのだなとつくづく感じます。

人生を豊かにするビーチタウン

富山編集長いわく、「世界中の大都市と海辺の町は密接な関係を結んでいる」そう。「世界の大都市はビーチタウンとセットになっていて、センスのいい人々は都市と海辺を行き来しながら人生を豊かなものにしている。(中略)世界有数の大都市、東京のビーチタウンといえば、湘南。東京からわずか1時間ほどの距離にありながら、独自の歴史と文化を備え、アイデンティティーを守り続けている町。湘南は日本において大きな役割を担っているのではないか? とすれば、湘南が『海のある東京』になってはいけない」

――東京との関係性からひもとかれる湘南の町としての役割に気付かされると共に、湘南の文化や伝統、個性を大切にしながら、これからも何としてもSHONAN TIMEを守っていきたいという編集長の強い思いを、誌面を通して感じずにはいられません。

SHONAN TIMEには私たちが普段、イベントやフェアでお世話になっている方たちもたくさん登場しており、そんな皆さんのご活躍ぶりや新たな一面が拝見できるのも楽しみの一つ。湘南で生き生きと暮らす皆さんとご一緒させていただきながら、私たちもかけがえのないSHONAN TIMEをお届けできるよう、日々、頑張りたいと思っています。


>>ほんやのほん バックナンバーはこちら

PROFILE

若杉真里奈(わかすぎ・まりな)

湘南 蔦屋書店で雑誌、ファッションを担当するほか、湘南T-SITEの広報、イベント販促も務める。
ファッション業界新聞社で編集、展示会事業を担当した後、湘南T-SITEの立ち上げに参加。
現在、住む鎌倉は、自分にとっての“パワースポット”。

この記事を気に入ったら
「いいね!」しよう

PROFILE

若杉真里奈(わかすぎ・まりな)

湘南 蔦屋書店で雑誌、ファッションを担当するほか、湘南T-SITEの広報、イベント販促も務める。
ファッション業界新聞社で編集、展示会事業を担当した後、湘南T-SITEの立ち上げに参加。
現在、住む鎌倉は、自分にとっての“パワースポット”。

今、あなたにオススメ

Pickup!