ファッショニスタの逸品

「日本文化を世界に伝える」 舘鼻則孝さん

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  • 2014年9月11日

舘鼻則孝さん(撮影 石塚定人)

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 東京芸大を卒業してまもなく、海外で活躍する人気デザイナーやスタイリストなどに、自らの作品をメールで直接送付した。来日を数カ月後に控えたレディー・ガガ専属のスタイリストからすぐにレスポンスがあった。メールには「来日に合わせて靴を作ってほしい」と書かれていた――。

このサクセスストーリーの主人公は、日本のファッションシーンにおいて異彩を放つ気鋭のアーティスト、舘鼻則孝さん(29)。

 4年前、ガガが来日時に履いていた通称「ヒールレスシューズ」は、彼の出世作となった。靴の既成概念をひっくり返す斬新なデザインが海外でも話題となり、その後、「NORITAKA」の名は世界のファッション通にも認知されるようになった。

「じつは、ガガが履いたものが僕の大学の卒業制作物なのですが、当時は誰も理解してくれませんでしたね」と苦笑いで振り返る。

 幼少の頃は、「欲しいものがあったら、自分で作りなさい」という母親の教育方針のもとで育った。

 「母は人形作家であり、栄養士でもあったので、何から何まで自分で作る人でした。そういうことも、大いに今の自分に影響しているのだと思います」

 現在、六本木ミッドタウンの「21_21DESIGN SIGHT」で開かれている「イメージメーカー展」では、デヴィッド・リンチやジャン=ポール・グードなど錚々(そうそう)たるアーティストたちに名を連ねる。

 世界を舞台に活躍する彼に、ファッションにまつわる話を聞いた。

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