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57歳の女性。2~3年前から手の左中指の爪に縦の筋が入り、割れています。ものに引っかかると、爪をはがしそうで怖いです。ネイルはほとんどせず、水仕事が続くと折れることがあります。皮膚科で塗り薬をもらいましたが、変化はありません。対処法はありますか。(埼玉県・K)
原因は何が考えられますか。
最も多いのが、加齢による生理的な変化で爪の縦筋が深くなり、そこが割れるというものです。だいたい30代から現れ始め、50代から目立ちます。深さは、顔のしわと一緒で個人差があります。
ほかの原因は。
爪を作る付け根部分の「爪母(そうぼ)」周辺に何らかの傷ができると、伸びてきて先端部分が割れることがあります。また、爪の表や裏側に腫瘍(しゅよう)ができると爪母を圧迫して爪が薄くなり、割れやすくなることもあります。腫瘍は手術で取り除く必要があります。
まず何に気をつければよいですか。
第一に爪を短く保つことです。爪が伸びると、皮膚から離れた部分は余計に割れやすくなってしまい、亀裂が広がる可能性があります。乾燥をすると、爪が割れやすくなるので、ハンドクリームや爪用オイルを使い、保湿に努めることも大事です。
すでに割れている場合は。
マニキュアの下地で使うベースコートなどを塗り、割れている部分を塞いで固定するのがよいでしょう。1回塗って乾かして、2回、3回と塗り重ねます。爪を切るのに合わせ、2週間に一度のケアをすすめます。または、ネイルサロンなどで4週おきにジェルやアクリル樹脂を塗り、割れた部分を塞ぐように固定してもらえば、より快適に過ごすことができます。
ケアをしなければ、可能性は十分にあります。爪を作る部分が丈夫になるわけではないですが、固定を長く続けることで、割れにくくなっていくことがあります。
質問には連絡先を。回答は紙面に限ります。
<アピタル:どうしました・子ども>
http://www.asahi.com/apital/healthguide/hatena/
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