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 【松尾慈子】リブレ出版だけどBL(ボーイズラブ)じゃない! 国擬人化漫画「ヘタリア」に端を発して大量に出版された擬人化漫画の中でも、この「政党擬人化漫画 政党たん」シリーズは、出色の出来ではなかろうか。コメディーでありながら意外にまじめ。なかなか難しい政界関係図が、これを読めばさらりと頭に入ってくる。冒頭にある「この物語はフィクションであり、実際の人物・団体・事件等とはいっさい関係ありません」の言葉にニヤリとするぜ。

 登場人物は自由民主党が「自民たん」、民主党が「民主たん」と、基本的に「たん」がついた名称で、その設定は「この漫画では、自民たん(長男)、民主たん(次男)、みんなの党たん(三男)で三兄弟」となっている。社民たん(社会民主党)は見た目は女、中身は男の正義漢。共産たん(共産党)は、赤毛の少年キャラだが、眼帯に左手を三角巾でつった姿で「世界に平和が訪れたら眼帯と三角巾を取る」という。「誰にも遠慮しない」のが特徴で、頑固すぎて「マジぼっち」だ。

 1巻にあたる「政党擬人化 政党たん」(2010年)は民主が与党として我が世の春を謳歌(おうか)していたときの話だが、2巻にあたる「解散総選挙編」では、自民が与党に返り咲いている。ここで引用するのヤバいのではないか、というネタも多々。掲載誌は主に同人誌と「クロフネzero pixivコミック」(リブレ出版)なので、アブナいネタもやれたのかもしれないな。

 「解散編」でメーンキャラとし…

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