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 【松尾慈子】もうすぐ4月。新入学や人事異動など、がらりと環境が変わる季節ですね! 私もとうとう社会人人生で9回目の引っ越しですよ。引っ越し大嫌いな私としては、超ブルー。電気、ガス、水道だけじゃなくて、インターネットやらケーブルテレビやらの契約から、金融機関への住所変更の届け出まで、大人は大変なんじゃ~って気持ちです。しかし、これを機会に玄関に積んであった読み終わった本、処分しよう。ついでに、2年以上着てない服も。そして、どうしても処分できない「10年先も絶対読み返す」と思った漫画だけは、いつものように知り合いの家の屋根裏に保管してもらおう。あそこの家の屋根裏部屋の床が抜けたら、間違いなく私のせいだわ。

 さて閑話休題。表題作は、中村明日美子のBL作品の代表作「同級生」「卒業生―冬―」「卒業生―春―」「空と原」、一連の高校生群像シリーズの続編であり完結編である。

 「同級生」「卒業生」の主人公カップルは、ちょっと三流な男子校で出会った、金髪でギターを弾く草壁と、優等生然とした佐条。相いれないように見える2人が、静かに歩み寄っていく軌跡を描いたこの2作は、初恋のきらきら感と、お互いの距離が縮まっていくうれしさが詰まっていて、そりゃあすてきな作品だった。

 しかしまあ、最後に2人は高校…

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