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 いけね、短編アニメ「ようこそぼくです」の姫田真武監督とリアルロボットアニメの名作「装甲騎兵ボトムズ」の高橋良輔監督のお話を紹介しようとしたらタイトルが交ざってしまいました。でも別々なところでうかがったお二人のお話は、ジャンルやキャリアの違いを超え、共通点がありました。クリエーターはどこから作品のタネを見つけ、いかに個性で勝負するか、ということです。

 1988年、宮崎県生まれの姫田さんは、多摩美術大学の卒業制作として「ようこそぼくです」シリーズを始め、現在3作まで作りました。姫田さん自ら作詞作曲し歌う「あんてなちょんまげ」「過呼吸にキュン」「タコスチュームでおどりませんか」といった数々の歌に乗り、子どもが描いたような大胆でカラフルな絵が愉快痛快奇々怪々に踊りまくり、シュールでナンセンスでハッピーでポップでコミカルな姫田ワールドを展開します。このたび第17回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞を受賞したので受賞者プレゼンテーション(2月11日、東京・六本木)を聴きにいったら、映像に合わせてその場で姫田さんが歌って踊る圧巻のパフォーマンスを見せてくれました。

 「僕は、普段は25歳のおとなしめの男です。なので何でこんなことをしているのか不思議です。出身地の新聞に載って地元にもバレてしまいました。大学でジャンベ(西アフリカの太鼓)部に入って、たたいて歌って踊ってという楽しさに目覚めたのが始まりです。3年生の時『おかあさんといっしょ』のおにいさんになりたくなって、ジャンベ部の仲間4人で『おかあさんといっしょ』のマネをするグループ『ズンマチャンゴ』を作りました。衣装も作って学園祭や地域のイベントで歌って踊って、その活動を作品に持ち込めないかと作ったのが『ようこそぼくです』です。『ようこそ』というタイトルは社交的な意味ではなく、どんな自分も『ようこそ』と受け入れようという自問自答的なものです。『ようこそぼくです3』まで作りましたが、質より量を目指し『10』まで続けたい。僕は歌ったり踊ったりできるので、映像を見せるだけでなく、アニメーションを上映して歌うという形をもっと発展させて僕ならではのパフォーマンスにしていきたい」

 衝撃だったのは、スクリーンに…

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