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 ソチ冬季パラリンピック6日目の12日、日本選手団最年少の江野麻由子選手(16)=県立秋田南高1年=が、ノルディックスキー距離女子1キロスプリント(座位)の予選に初出場した。結果は23人中21位で、準決勝に進める上位12人には入れなかった。江野選手は最終日の16日にも女子5キロ(座位)に出場する。

 2本のスキー板に固定したいすに座り、両腕の力で進む競技。障害の程度に応じて係数をかけたタイムで競い合う。雪が激しく降る中、江野選手は3番目にスタート。新雪で重たくなった1キロのコースの上で、カラダを深く前に倒し、速いピッチでストックを押し出して疾走した。ゴールを切ると倒れ込み、しばらく動けなくなるほどの、全力を出し切った力走だった。

 母校は合格発表と重なり、大々的な応援はなかったが、一部教員は職員室のパソコンの画面で競技を見守った。佐々木晃久副校長は「非常によく頑張り、元気に滑った。16日はソチに届くほどの大声援を送りたい」と健闘をたたえた。