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 14日に行われたバイアスロン女子12・5キロ立位で、出来島桃子(新潟・新発田市役所)がレース運営のミスにより不利な扱いを受けたとして、日本選手団は15日、国際パラリンピック委員会(IPC)に文書で正式に抗議した。

 このレースは1周2・5キロの女子用コースを5周するはずだったが、多くの選手が間違った標識に迷い、1周目だけ誤って1周3キロの男子用コースに入った。出来島は女子用コースを走り続け、首位に立ったが、他選手と距離を合わせるために最終周になって男子用コースへ誘導され、順位を落として7位になった。

 レース終了直後、日本チームは「正しいコースを滑り続けた出来島に落ち度はなく、違うコースへの誘導は承服できない」と審判団に抗議したが、却下された。

 出来島は「ジュリー(審判)と書かれたビブをつけた人が私を止め、誘導した。言われた通りに従うだけだった。詳細については話すことはできない」としている。