モーグル上村愛子、引退へ 27日、故郷で最後のレース
フリースタイルスキー・モーグルで、五輪に5回出場した上村愛子(34)=北野建設=が今季限りで引退することになった。所属先の北野建設が26日に発表した。4月1日に上村本人が記者会見を行う予定。27日に故郷の長野県白馬村である全日本選手権が、現役生活最後のレースとなる。
上村は白馬高3年の18歳で出た1998年長野五輪で7位。以来、今年2月のソチ大会まで5大会連続で出場した。2010年バンクーバーとソチでの4位が最高だったが、07~08年シーズンにW杯総合優勝、09年の世界選手権ではモーグル、デュアルモーグルの2冠に輝くなど世界の第一線で活躍した。
ソチに向けた今季が始まる前の昨夏、朝日新聞の取材に「最後のチャンス。ソチの次の五輪は絶対に応援する側に回っている」と話していた。
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