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 ストレートに恋愛「だけ」を描いたアニメというのは、そういえばありそうでなかったな、と公開中の映画「たまこラブストーリー」を見て思いました。しかもお話は、仲のいい女の子と男の子が「好き」になるだけ。でも、この映画、傑作です!

 恋愛を描いた作品はもちろん山のようにありますが、相手が異星人だったり甲子園に行ったり宇宙戦争してたり不治の病だったり妹だったりハーレムだったり時間旅行者だったり不思議な転校生が来たり豚だったり犬だったりドロボウさんだったり零戦作ってたり、とイロイロ事情を絡ませるもの。イロイロ「引き」が欲しいとか「色」を足したいとか、大人の事情もあるんでしょう。

 この映画を制作した京都アニメーションのこれまでの作品も、セカイ系だったり中二病だったりしたわけで、そもそも本作の前日譚(たん)であるところのテレビシリーズ「たまこまーけっと」はヘンテコな居候が日常に入り込んでおかしな騒動を巻き起こす藤子不二雄タイプのコメディーだったはず。「はず」というのは序盤で視聴をやめてしまったからで、今回の映画にしても何の期待も事前情報も持たず、冒頭の短編を見て「そうか、番組初めにあの商店街にやって来たGu―Guガンモ、じゃなくてしゃべる怪鳥デラ・モチマッヅィは、南の島に帰ったのかー」と知ったくらいでした。

 そして始まった本編は、実に実…

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