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 他人のツイッター投稿を丸写しした、パクリツイート(パクツイ)が蔓延(まんえん)している。ボタン一つでパクツイできるスマホアプリや、パクツイを発見するためのサイトまで存在するはやりようだ。フォロワー数が1万人を超える「パクリツイッタラー」の男子大学生(18)に心境を聞いた。

 ――結構、リア充っぽく見えますね。イケメンですし。

 全然そんなことなくて。趣味がゲームとかアニメなので、リア友(ネット以外のリアルの友達)はあんまりいないです。本当に趣味が合うのはネット友達だけですね。

 ――いつからパクツイを始めたのですか。

 高2の終わりぐらいです。受験勉強のウサ晴らしみたいな感じで、毎日300回以上パクツイしてました。最初は人力でコピペしてたんですけど、途中からパクツイできるアプリを使い始めて。ボタン一つで簡単にパクれちゃうから便利なんです。パクパクパク~ってパクってました。1日平均300回、最高記録は700回ぐらい。100回を切る日はなかったですね。

 ――どうしてパクるんですか。

 フォロワー数を稼ぐ一つの手段。フォロワーやリツイート(転載)、「お気に入り」の数が増えると、優越感が得られるっていうのはあるんじゃないでしょうか。有名になりたい、威圧感を与えたい、みたいな。ちょっとだけ書き換えてパクツイしたら、8千回以上リツイートされたこともありますよ。その時はリア友に自慢しました。

 ――罪悪感はないのですか。

 初めは罪悪感もあったけど、周りもやってるし、徐々にマヒしていきました。仲間内でパクリ合っているから、どれだけやってもとがめられない。お互いにパクリ合うのが、一つのコミュニケーションになってる。「ツイッターはSNSじゃなくてゲームだ!」って、ゲーム感覚でパクツイしてました。自分でもアホやなあと思いますけど。

 ――パクツイではなく、発言者を明示した形での公式リツイートではダメなのですか。

 公式リツイートだと、自分自身への「お気に入り」やリツイートが増えないんですよね。

 ――自分の評価につながらないと。

 はい。

 ――パクツイをする際の基準は。

 昔は片っ端からやってましたけど、今はセーフのライン、アウトのラインを考えながらやっています。

 セーフなのは、意味のない記号の羅列とか、受け狙いのおもしろネタとか。この手のツイートは、パクっても99%文句を言われることがない。フリー素材みたいなもんです。

 アウトは、一般ユーザーのツイート。「どこそこでコスプレしている人を見た」みたいなツイートをパクると、後から苦情を言われることがある。

 ――抗議を受けたことは。

 嫌な思いをしたり、ケンカになったりしたことはありますね。複数で寄ってたかってネット上で攻めてきたり。ツイヤクザですよ。

 ――ヤクザって……。そもそもパクる方が悪いのでは?

 正解です。はは。自覚はあるんですけどね。まあ、信者というか、僕を応援してくれる人もいますし、当時は謝罪とかはしませんでした。

 ――そうまでしてフォロワーを…

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