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 映画祭の審査員というのを初めて務めました。4月27日から5月6日まで東京・新宿で開催された「イメージフォーラム・フェスティバル2014」(福岡:6月4~8日、名古屋:同18~22日、横浜:同27~29日)の一般公募部門「ジャパン・トゥモロウ」です。441作品の応募の中からノミネートされた16作品は、実写とアニメが半々。4、5分の短編から1時間を超すものまでバラエティーに富んでいます。

 最終審査員は私の他に、美術家でドラァグクイーンのヴィヴィアン佐藤さん、スペインの映画監督ホセ・ルイス・ゲリンさん。メンツを聞いた時は「審査員までバラエティーに富みすぎじゃないの?」と先行きが危ぶまれましたが、授賞式当日の選考会でいざ話し合ってみたらみんな推す作品が重なっていて、大賞は満票ですんなり決定。続いて寺山修司賞、そして優秀賞3作もスムーズに決まり、あっけないほど順調に審査は終了。講評は、このメンツからして書くのが仕事の私めがやりましょう、ということになり、借りたパソコンにダダダダッと打ち込んで、授賞式では自分で読み上げました。

 大賞「消失する回路」(長谷川俊介さん)は、知る人ぞ知る短編「ラ・ジュテ」にインスパイアされたというモノクロの静止画にモノローグをつけた構成。この静止画面には一部だけ動きが付けられていて、これが単純ながら独特の幻惑的な効果を発揮し、夜の都市を孤独な魂が浮遊するかのような不思議な感覚に魅了されました。

 寺山修司賞「花芽」(中野咲さ…

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